今回は会津若松市中心部から、野口英世青春通り、JR只見線の七日町駅方向(大町・七日町周辺)にかけて存在する近代建築群を御紹介します。
まず最初に御紹介するのは会津若松市役所。若松市役所として1937(昭和12)年7月に完成したもので、鉄筋コンクリート造3階建ての重厚な建築。半円アーチの玄関や窓が特徴です。現代では老朽化はもちろん、事務スペースの狭隘(あい)化や、電気配線の問題など、何かと不便な面もあろうかと思いますが、今も昔も市役所として使われる貴重な建築で、少しでも長く活用してもらいたいものです。
(*会津若松市に改称したのは1955(昭和30)年に周辺の村と合併した時)
(撮影&解説:裏辺金好)