マイントピア別子 〜愛媛県新居浜市〜
マイントピア別子は、愛媛県新居浜市でかつて栄えた別子銅山の跡地を利用し、道の駅と体験型テーマパークが併設された施設です。
最後の拠点であった端出場(はでば)ゾーンと、最盛期の採掘拠点だった東平(とうなる)ゾーンの2つに分かれますが、後者は公共交通機関の便が無い上かなりの狭隘路を通らないといけないため、本稿では端出場ゾーンのみの紹介とします。それでも上写真のように随所に鉱山施設跡が残っており、貴重な産業遺産となっています。
(撮影・解説:ネオン)訪問・・・2010年10月10日
○場所
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○風景
鉱山鉄道
道の駅から体験施設まではこのような鉱山鉄道で行くことになります。本物の山岳鉄道を
復元した物ですが、この鉄橋がまたすごい。明治26年製の単純曲弦トラス橋という形式で
国内でほとんど現存しないものです。
煉瓦水路の跡
鉱山は化学反応により鉱毒水が発生します。これを外部に漏らさないよう運ぶ施設です。
体験坑道(遊学パーク)入口
遊学パーク案内図
トンネル内部はこのような楽しみながら鉱山を学べる施設になっています。
鉱山鉄道から江戸ゾーン入口までは、ご当地出身の声優・水樹奈々さんによる
ナレーションがされており、これを目当てに訪れる人もいるらしい!?
江戸ゾーン
鉱山の仕事を表した模型
体験型遊具
削岩機や汲み上げのゲームが子供たちには人気のようです。
泉寿亭 【国登録有形文化財】
別子銅山開発に携わった住友各企業の接待館として昭和12年に建築されたもの。
こういう営業施設も残っているのはすごいですね。
水力発電所跡
明治45年に完成。
仲持像
山深い鉱山に生活物資を運んだ人々の銅像。これも大変な重労働です。