東北六魂祭(2014年)〜山形県山形市〜
東北六魂祭は東北六県(青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島)の各県庁所在地を代表する6つの夏祭りを一堂に集めて年一回開催されるイベント。東日本大震災の鎮魂と復興を願って、2011年7月に仙台市で開催されたのを皮切りに、2012年5月に盛岡市、2013年6月に福島市、そして2014年5月に山形市で開催されています。
ちなみに上写真の「東北六魂祭」の文字は、岩手県大槌町で育ち、岩手県盛岡市在住の中学1年生(12歳)の書道家が揮毫したもの。また、漢字一文字で表す毎年のテーマについても、引き続き担当しています。
さて、このページでは2014年5月24日・25日の二日間にわたって行われた、山形市での模様を御紹介します。なお、写真はいずれも25日の様子です。
(解説&撮影:裏辺金好)
○市内の様子
多くの人でにぎわった山形中心部。
山形市内に掲出された仙台七夕まつりの飾り。
山形市役所前に掲出された仙台七夕まつりの飾り。
パレードを前に山形市役所前で展示される、福島わらじ祭りの「大草鞋」。
パレードを前に山形市役所前で展示される、青森ねぶた祭の「ねぶた」。
山形城東側の県民ふれあい広場は、メイン広場として使用。
東北六県の物品販売やパレードの中継大型ビジョンの他、ステージで各地の祭りが披露されました。
上写真は山形の花笠音頭。
旧山形県庁(文翔館)は六魂Food Parkとして東北六県のグルメを販売。
また、ステージではご当地アイドル達も含めた、ライブも行われました。
山形城(霞城公園)では「山形まるごと食フェスタ」や「六魂Fes!」などが開催。
食フェスタでは直径3mの大鍋による芋煮を筆頭に、山形のグルメを提供。
○パレードの様子
パレードの先陣を飾るのは、秋田竿燈まつり。竿燈16竿によるパフォーマンスが展開されます。
続いて地元の山形から「花笠まつり」。約400名による花笠音頭は圧巻。
続いて、盛岡さんさ踊り。約130名が踊り、笛、太鼓、囃子を披露します。
続いて、福島わらじ祭。大草鞋が観客に迫って来ます!
このほか、「わらじ音頭」をラップ風にリメイクした「ダンシングそーだナイト」も披露。
仙台七夕まつりは、さすがに竹飾りでパレードすることが出来ないため、すずめ踊りを披露。
ラストは青森ねぶた祭。まずはハネトたちによる踊りが先陣を切り、大きな「ねぶた」が練り歩きます。