京都水族館&市電ひろば〜京都府京都市下京区〜
○解説
「京都水族館」と「市電ひろば」はいずれも梅小路公園内の施設。「京都水族館」は2012(平成24)年3月14日に開業した内陸型水族館で、日本初の人工海水利用型水族館であることが特徴。オリックス不動産が京都市から梅小路公園の一部を賃借する形で運営しています。また、京都の水族館として鴨川と由良川をモチーフにした「京の川ゾーン」や国の天然記念物オオサンショウウオの飼育展示や、棚田をモチーフにした京の里山ゾーンなどが特徴です。
「市電ひろば」は2014(平成26)年3月8日に誕生したもので、京都市電4両を展示。また、「すざくゆめ広場」で明治後期に製造された広軌1型の展示や、従来は梅小路蒸気機関車館付近で保存運転されてきたN電27号(1910(明治33)年頃に製造と推定)が、リチウムイオン電池による駆動に改造されて、運転されています。また、七条入口広場及び大宮入口広場にも2両の京都市電が総合案内所として設置され、総勢8両の京都市電が集結することになりました。
2016(平成28)年4月29日にオープンした京都鉄道博物館とともに、JR京都駅西側に広がる京都の一大観光名所となりそうです。
(撮影&解説:裏辺金好)
○場所
○京都水族館
外観
オオサンショウウオ
ゴマアザラシ
ミナミアメリカ オットセイ
大水槽
イルカスタジアム
ハンドウイルカによる迫力のショーが行われます。
京の里山ゾーン
○市電ひろば&京都市電の保存車両
703号は市電ショップとして活用
505号は市電カフェとして活用
1605号は原形のまま公開
890号も原形のまま公開
大事に保存されている広軌1号
リチウムイオン電池駆動になったN電27号
リチウムイオン電池駆動改造前のN電27号
2001号は梅小路公園の西側で総合案内所として活用。
935号は梅小路公園の東側で総合案内所として活用。