西江邸〜岡山県高梁市成羽町〜


○解説

 西江家は幕府天領におけて惣代庄屋を務め、1751(宝暦元)年に本山鉱山を開抗し、ベンガラの原料となるローハの量産で大きな財を為しました。現在の建物は、宝永から正徳年間(1704〜1716)頃にかけて建てられたもので、国登録有形文化財に指定。また代官御用所を兼ねていたことから、軽微な犯罪を裁くための簡易な白州もあったそうです。さらに、現在も西江家が居住した上で一部が公開されており、様々なお話を聞くことも出来ます。また、西江家は今もベンガラ製造に深く関わっており、家業を今に伝えています。
 (写真&解説:裏辺金好)

○場所



○風景


















邸内に設けた私塾。番頭さんが子供たちに読み書きを教えたそうです。



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