鶴岡市立加茂水族館〜山形県鶴岡市〜
鶴岡市立加茂水族館は1930(昭和5)年に加茂港において、地元有志の水族館組合がオープンさせた「山形県水族館」が前身。1944(昭和19)年に山形県へ譲渡され、水族館としての役割を一旦終えますが、1953(昭和28)年に県から加茂町(2年後に鶴岡市に編入)へ無償譲渡され、1956(昭和31)年に「鶴岡市立加茂水族館」として再開館します。
その後、若干の移転や運営が庄内観光公社、佐藤商事(東京都)に移され、「庄内浜加茂水族館」として長らく営業していましたが、2002(平成14)年に鶴岡市が買い戻して、再び「鶴岡市立加茂水族館」の名称へ。2014(平成26)年6月1日に、東隣に新館である「クラゲドリーム館」(愛称)が建設され、移転しました。
愛称の由来となったクラゲの展示種類は60種類前後(※2018年時点)で、2012(平成24)年にはギネス世界記録に認定。クラゲの生育に関するノウハウは随一で、度重なる経営危機を乗り越えながら、多くの来館者を集めています。
(撮影:リン/解説:裏辺金好)
○地図
○風景
大水槽(クラゲドリームシアター)