神戸市立須磨海浜水族園〜神戸市須磨区〜
通称「スマスイ」として親しまれる神戸市立須磨海浜水族園は、須磨海浜公園内にある水族館。1957(昭和32)年に開園した神戸市立須磨水族館が前身で、1987(昭和62)年に現在の建物がオープンした際に現在の名称となっています。
本館には1200tの大水槽が設置され、シロワニやアジ、エイなどが泳ぐほか、2階からも水面下を泳ぐ魚を鑑賞することが可能。また、特徴的な展示として「無せきつい動物水槽」があり、「カンブリア進化の大爆発」をテーマにカイメンやオウムガイなどの多細胞生物、節足動物、軟体動物などを展示。この他、「世界のさかな館」で世界の淡水魚たちを展示するほか、アマゾン館、ラッコ館、イルカライブ館などが設置されています。
今後は鴨川シーワールドを運営している株式会社グランビスタ ホテル&リゾートなどが運営することになっており、2021(令和3)年3月から本館以外の解体に着手。2024(令和6)年3月末に新たな水族館がオープンし、オルカスタディアム、イルカスタディアム、アクアライブの3棟で構成。目玉の1つとして鴨川シーワールド、名古屋港水族館に続く国内で3例目かつ西日本で唯一となるシャチの展示が予定されていますが、大人3100円、幼児〜中学生までが1800円という料金設定が波紋を広げています。
(撮影:リン ※特記を除く)
○地図
○風景
大水槽