サケのふるさと千歳水族館〜北海道千歳市〜


 サケのふるさと千歳水族館は1994(平成6)年9月10日に開館した淡水魚などをテーマにした水族館で、道の駅サーモンパーク千歳の敷地内に立地。2015(平成27)年7月25日にリニューアルされています。
 深さ5m、水量約300tという淡水では日本最大級の水槽を有するサーモンゾーンでは、、サケの仲間が稚魚から幼魚、成魚へ成長する姿が見られるほか、サクラマスやギンザケ、イトウといった北海道のサケの仲間や、欧米原産のブラウントラウト、さらにはチョウザケメの仲間も見られます。
 また、水中観察ゾーンで千歳川に面している特徴を生かして川底の様子を直接観察できるようになっているのが特徴で、9月から10月にかけては群れを成して遡上するサケを直接観察できます。
 このほか、千歳川ゾーンでは全長108kmの千歳川を上流、中流、下流の3つの水槽に分けて水域ごとに異なる魚たちの様子を再現。また、支笏湖ゾーンでは直径7.2mの水槽があり、支笏湖の風景を再現。ヒメマスの群れやアメマス、ヌマチチブ(ハゼの仲間)、ギンブナなどが泳いでいます。
(撮影:リン)

〇地図



○風景


インディアン水車
1896年に千歳川で初めて使用されたインディアン水車。千歳川独特のサケ捕獲施設で、サケの遡上が多い例年9〜10月には、多い時で一日に数万匹がインディアン水車で捕獲されるとか。展示されている水車は1996年まで使用されたもの。


インディアン水車
例年7月中旬に設置され、8月21日頃から捕獲開始、12月中旬頃に捕獲終了します。




ニジマス アルビノ

深さ5m、水量約300トンの北海道最大の淡水大水槽


中水槽と小水槽


ハロウィンで設置したカボチャの中にイトヨが棲みついたとか


体験ゾーン
チョウザメの赤ちゃんやウグイの仲間たちが泳ぐ、全周透明アクリルのタッチプールや、ドクターフィッシュ体験などがあります。


カイツブリ水槽
千歳には夏の渡り鳥としてやってくる水鳥であるカイツブリを展示。












水中観察ゾーン
縦1m×横2mの7つの窓が水中に設置され、川の様子をそのまま見ることができます。







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