亀岡八幡宮〜神奈川県逗子市〜


 逗子市役所に隣接する亀岡(かめがおか)八幡宮は、応神天皇を主祭神とし、創建年は不明ですが、古くから「八幡宮」として親しまれ、近くにある延命寺(逗子大師)という真言宗の寺院が別当として管理してきました。
 明治維新後の神仏分離により独立し、1873(明治6)年に村社に列せられ、正式に逗子の鎮守と指定。1953(昭和28)年に宗教法人亀岡八幡神社として登録され、通称として亀岡八幡宮と呼ばれています。亀岡の名前は、立地している場所が亀の背中のようになめらかな場所であり、鎌倉の「鶴岡八幡宮」に対して付けられたといわれます。
 社殿は1923(大正12)年2月に改築されたもので、同年9月の関東大震災による被害を受けますが倒壊を免れ、今に至ります。
(解説:裏辺金好)

○地図



○風景


御神木の古木に囲まれた社殿。狛犬も大正時代のものです。

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