2006年8月27日(その2)
     ANA256便(福岡→羽田)


福岡空港に着陸する747。この折り返し便に搭乗。
(写真:福岡空港/撮影:デューク)

●搭乗区間・機種・座席
搭乗便:ANA256便
搭乗区間:福岡→東京(羽田)
搭乗機種:ボーイング747−400D
座席:29A

●搭乗日記
 福岡からの帰りはいつものとおり、ANAのフライト。多少時間があったので送迎デッキで撮影していたが、時間が迫って来たので搭乗口へ急ぐ。
 それにしても、送迎デッキにいたときは晴れていたというのに、手荷物検査を受けて搭乗口につく頃になったら天気が急変。黒っぽい雲が空を覆っていた。 こういう雲が発生すると突如大雨が振り出すものだが、まさにそのとおり、搭乗が始まる頃になって滑走路さえ見えなくなるほどの大雨が降り出した。
 まあ、ボーディングブリッジからの搭乗だし、大雨でも関係ないか・・・と思ってたら、大間違い。ボーディングブリッジと飛行機の間にはわずかに隙間があって(物理的に密閉は不可能)、飛行機の入口をカーテンのように雨水が流れていた。CAの方が奮闘するも水の勢いは止められず、結局途中でいったん搭乗案内を中止することになった。私はさっさと搭乗してしまったため、たいした影響はなかったが。
 しかし、このときの雨の勢いはすごく、窓も外の様子がわららないほど水が流れていき、そもそも隣の飛行機さえ、よく見えない有様だった。この大雨の影響で出発は15分ほど遅れた。
 今日は離陸した後も分厚い雲の中をしばらく進んでいた。ようやく抜けたと思ったらそれでも青空はあまり見えず、高度30000フィートに達しても周りは雲だらけという状態だった。
 さて、今日も飲み物はアップルマンゴージュースだぜと思っていたら、もうなかった・・・(涙)
 飲み物を飲んだら、急激に眠くなり、しばらくしてCAの方の「着陸態勢に入りました」という放送で目が覚めた。いつの間にか伊豆大島のあたりまで帰ってきていたのだった。
 窓から外を見ると、眼下には今まで見たこともないほどの雲の平原が。まさに起伏のほとんどない雲が果てしなく続いている。これはすごい。そして、この雲を突き抜けると、その下には今度は山脈のように起伏に富んだ雲が広がっていた。
 この雲からさらに降下するとようやく地上が見えてくる。東京湾アクアラインが見えた。もうすぐ着陸だ。今日はC滑走路へ着陸。あのスリル満点の着陸直前の低高度での旋回は、心臓に悪い(笑)


2006/09/25更新(2006/09/25初版)