急行【八甲田】


EF58 108号機を牽引機に、荷物車スニ41と12系の編成。※1982年撮影。
(写真:東北本線 蒲須坂〜片岡/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1961(昭和36)年
運転区間:上野〜青森
元使用車種:EF58形、ED75形、10系、12系など

●列車の解説

 1961(昭和36)年10月1日改正で上野〜青森間の客車急行として誕生。愛称は大鰐〜青森〜盛岡間の準急「八甲田」の名前を転用したものである。1968(昭和43)年には急行「三陸」を統合して、昼夜2往復体制となったが1970(昭和45)年10月1日改正で、昼行列車1往復分は特急「はつかり」に格上げされている。。

 1979(昭和54)年4月1日からは、それまでの10系や43系などの混合編成から12系客車に置き換え。さらに1985(昭和60)年3月14日改正(東北新幹線上野開業)では14系に置き換えられた。

 JR化後もしばらく活躍を続けたが、1993(平成5)年12月1日改正で583系特急「ゆうづる」と共に臨時列車に格下げされ、1998(平成10)年夏の運転を以って運転を終了した。

●ギャラリー


名門客車急行が東北本線をゆく。 ※1982年9月撮影
(写真:東北本線 東大宮〜蓮田/撮影:ひょん君)

「八甲田」は宇都宮駅で機関車交換がありました。※1984年3月撮影
(写真:東北本線 宇都宮駅/撮影:ひょん君)  

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