急行【砂丘】


(写真:津山線 岡山駅/撮影:デューク)

●基本データ

登場年:1966(昭和41)年
運転区間:宇野〜鳥取 → 岡山〜鳥取・倉吉
元使用車種:80系、153系、157系、165系、167系

●列車の解説

 1962(昭和37)年9月1日、宇野〜岡山〜鳥取間の気動車準急として登場。さらに、1966(昭和41)年3月5日に急行化され、1968(昭和43)年10月1日からは上井(現・倉吉)に運転区間が延長された。

 1972(昭和47)年3月15日改正で山陽新幹線が岡山まで開業すると、「砂丘」の運転は岡山始発に変更。以後、陰陽連絡列車としての使命を持っていたため、JR化後も増発され最大5往復に成長するなど、コンスタントな利用実績を持っていた急行だった。

 1990年代に入り、アコモ改善車が導入されたが、智頭急行の開通後は、対津山では快速と急行・対鳥取では智頭急行経由に改めた上で特急化という道を歩むこととなる。

 結局、1997(平成9)年に急行「つやま」・快速「ことぶき」・特急「いなば」に改称され廃止された。  

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