急行【立山】


長編成の475系が東海道本線を走る。1979年9月撮影。
(写真:山陽本線 塚本駅/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1956(昭和31)年
運転区間:大阪〜富山・宇奈月温泉など
元使用車種:473系、475系、583系など

●列車の解説

 1950(昭和25)年11月19日より運転を開始した急行。当時の急行「北陸」(大阪〜富山〜上野)の運転区間が、福井〜上野間に短縮されたことに伴い、新たな大阪発着の北陸方面の急行として設定されたもの。1965(昭和40)年10月1日より475系などの急行電車が投入され、ほどなくして富山地方鉄道の立山駅や宇奈月温泉駅に乗り入れる列車や、季節運転(のち快速による定期化)で糸魚川駅まで延長する列車も登場し、運転本数も増加していった。

 しかし1982(昭和57)年11月15日改正で多くが特急「雷鳥」に格上げされ、583系による1往復化。1985(昭和60)年3月14日改正で廃止されてしまった。  

↑ PAGE TOP