急行【土佐】


高知方面を代表する急行だった。
(写真:予讃線 高松〜香西/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1959(昭和34)年 
運転区間:高松〜高知など
元使用車種:キハ55系、キハ58系など

●列車の解説

 1959(昭和34)年9月22日に、高松〜窪川間の客車準急列車として誕生。翌年には須崎に延長され、キハ55系が投入されると共に、2往復体制となった。

 1961(昭和41)年4月15日改正で高松〜高知間を増発し、3往復体制とするとともに、高知駅以西は普通列車に。一方、高松〜窪川の全区間を準急列車として運転する準急「足摺」が設定された。さらに同年10月1日改正で、土佐のうち1往復がキハ58系による急行「黒潮」に変更され、2往復となった。

 そして1966(昭和41)年10月1日改正で、「土佐」は急行列車に。最盛期は5往復を誇ったが、特急格上げが次第に進められた結果、1990(平成2)年11月15日改正で廃止された。

●ギャラリー


2008年10月19日にリバイバル運転された急行「土佐」
(写真:土讃線 多度津駅/撮影:リン)

坪尻駅で2000系特急「南風」と離合する急行「土佐」
(写真:土讃線 坪尻駅/撮影:リン)

2008年10月19日にリバイバル運転された急行「土佐」
(写真:土讃線 阿波池田駅/撮影:リン)

2008年10月19日にリバイバル運転された急行「土佐」
(写真:土讃線 後免駅/撮影:リン)

高架化された高知駅で土佐くろしお鉄道の車両と並ぶ。現役時代にはなかった光景。
(写真:土讃線 高知駅/撮影:リン)

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