急行【うわじま】


国鉄時代の四国は、気動車急行天国だった。
(写真:予讃線 高松〜香西/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1961(昭和36)年
運転区間:松山〜宇和島 → 高松〜宇和島 → 新居浜・松山〜宇和島
元使用車種:キハ55系、キハ58系など

●列車の解説

 1961(昭和36)年10月1日改正で、松山〜宇和島間の準急として誕生。1963(昭和38)年2月1日からは、高松〜宇和島間の運転に延長され、まもなくキハ58系が投入された。

 1966(昭和41)年10月1日改正で、急行列車化。昭和50年代に入ると、伊予西条や松山を発着する列車や、八幡浜〜宇和島間を普通列車とする列車も登場した。さらに1968(昭和63)年4月10日改正では、新居浜・松山〜宇和島間の運転に改められ、高松行きが消滅。

 そして1990(平成2)年11月21日に特急「宇和海」(松山〜宇和島)に格上げされたため、廃止となった。

●ギャラリー


ヘッドマークは誤乗防止もありますが、車両の表情が締まります。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:ひょん君)

2008年11月1日にリバイバル運転された急行「うわじま」
(写真:予讃線 宇和島駅/撮影:裏辺金好)

2008年11月1日にリバイバル運転された急行「うわじま」
(写真:予讃線 宇和島駅/撮影:裏辺金好)

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