急行【由布】


停車中のキハ58系「ゆふ5号」。 ※1982年撮影。
(写真:鹿児島本線 博多駅/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1961(昭和36)年(※準急として)/1966(昭和41)年(※急行化)
運転区間:博多〜日田〜別府〜小倉〜門司港 → 博多〜別府
元使用車種:キハ58系

●列車の解説

 1961(昭和36)年10月1日に誕生した準急で、当初は鹿児島本線、久大本線、日豊本線経由で博多〜日田〜別府〜小倉〜門司港を結んだ(※門司港直通は翌年10月1日改正まで)。また、1964(昭和39)年10月1日改正からは準急「日田」(直方〜由布院)との併結運転を開始。そして、1966(昭和41)年10月1日改正で、急行列車に格上げされた。

 1968(昭和43)年10月1日改正で、運転区間を博多〜別府に短縮し、従来の「日田」に加えて、下りの急行「由布2号」は急行「はんだ」(門司港〜由布院)と併結運転するようになった。さらに、1980(昭和55)年10月1日改正からは単独運転へ移行し、博多〜別府間の優等列車としてJR化後も3往復が活躍を続け、1992(平成4)年7月15日にキハ185系特急「ゆふ」に格上げされた。これによって、キハ58系による運転は終了している。  

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