特急「かがやき」


正式な愛称ではないが、「スーパー」の文字が絵幕に入る。塗装は、ゴールドのラインが斜めにはいるのが面白い。
(写真:信越本線 長岡駅/撮影:daikiti)

●基本データ

登場年:1988(昭和63)年
元運転区間:長岡〜金沢
元使用車種:485系

●解説

 上越新幹線と長岡で接続する北陸特急のグレードアップを図って1988(昭和63)年3月改正で登場。
 速い列車だと停車駅を金沢、高岡、富山、直江津、長岡に限定し、上越新幹線「あさひ」の最速列車と接続することで東京〜金沢を3時間台で結んでいた。なお、同時期には東海道新幹線と米原で接続する特急「きらめき」も誕生し、共通の塗装が施された485系が使用されたことから、兄弟分的な関係として案内された。

 1997(平成9)年3月改正で北越急行が開業したことに伴い、北陸特急は越後湯沢駅で上越新幹線に接続することに。これに伴い、特急「はくたか」へ発展解消されることになり「かがやき」は廃止となった。同時に、「きらめき」は「加越」に統合。さらに「加越」も現在では「しらさぎ」に統合されている。

 こうして愛称が消滅した「かがやき」であったが、2015(平成27)年3月14日の北陸新幹線開業に伴い、「はくたか」と共に新幹線の列車名として設定。北陸新幹線の最速達列車として使用されている。

●ギャラリー


国鉄色の485系が大胆にイメージチェンジ。
(写真:信越本線 長岡駅/撮影:daikiti)

(写真:北陸本線 直江津駅/撮影:ムスタファ)

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