特急【きぬがわ】


元・成田エクスプレス用の253系を改装して使用している。
(写真:東武日光線 下今市駅/撮影:デューク)

●基本データ

登場年:2006(平成18)年
運転区間:新宿〜鬼怒川温泉
使用車種:253系
元使用車種:189系、485系

●列車の解説

 JR東日本の特急列車で、「日光」と共に東武鉄道へ直通する列車。登場時は485系の使用を中心に、検査時は東武鉄道100系による代走、臨時列車が運転される場合は189系「彩野」編成も登板するというスタイルがメインだった。

 「日光」「きぬがわ」は、長年、日光・鬼怒川温泉方面でライバル関係だったJR東日本と東武鉄道が、そもそもの観光需要の減少という状況を前に、JR東日本が持つ新宿というターミナル駅の魅力、東武鉄道が持つ所要時間の速さを相乗効果すべく、「相互乗り入れ」という形で手を組んで運転が実現したもので、この「きぬがわ」は鬼怒川温泉へ直通するJR東日本の特急列車として登場している。東武側は東武100系を使用し、「スペーシアきぬがわ」として運転される。

 なお、当初は2011(平成23)年4月中旬より253系1000番台に置き換えられる予定であったが、東日本大震災の影響で延期。2011(平成23)年6月23日に運用を終了した。

●189系


臨時で増発されるときは189系「彩野」編成を使用していた。国鉄時代のようなシンプルなトレインマークを掲出。
(写真:湘南新宿ライン 池袋駅/撮影:裏辺金好)

●485系


2011年6月3日までは、485系を大規模にリニューアルした車両が使われていた。
(写真:東北本線 白岡〜新白岡/撮影:デューク)

 新宿駅で出発を待つ。
(写真:湘南新宿ライン 新宿駅/撮影:裏辺金好)

(写真:湘南新宿ライン 池袋駅/撮影:裏辺金好)

(撮影:裏辺金好)

●253系


(写真:東武鬼怒川線 鬼怒川温泉駅/撮影:裏辺金好)



複数パターンが交互に表示されるトレインマーク。
(撮影:裏辺金好)

車内の様子
(撮影:裏辺金好)
 

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