特急「九州横断特急」


ステンレス車体ながら真っ赤に塗られたキハ185系を使用。
(写真:日豊本線 別府駅/撮影:デューク)  

●基本データ

登場年:2004(平成16)年
運転区間:別府〜人吉 → 別府〜熊本 → 別府〜阿蘇
使用車種:キハ185系

●列車の解説

 JR九州の特急列車で、九州新幹線(新八代〜鹿児島中央)開業に併せて登場した列車。
 それまでの特急「あそ」と急行「くまがわ」を統合し、九州の中央部をS字型に横断する一風変わった運行ルートを行くのが特徴。特急「あそ」時代と同じ、キハ185系を使用するが運転開始に伴い再リニューアル。床が天然木によるフローリング仕上げとなるなど、木のぬくもりを生かした車内構成となっている。

 2016(平成28)年3月26日改正では、特急「くまがわ」と共に熊本以南の運転が全て廃止となったことから、特急「あそ」時代の運行形態に戻ってしまった。さらに2016(平成28)年4月14日に発生した熊本地震の影響で全区間運休となり、7月9日から阿蘇〜別府間で運転を再開。その後、運転本数は減り続け、現在では特急「あそぼーい!」運休日のみの運転にまで縮小している。

●ギャラリー


(写真:豊肥本線 熊本駅/撮影:リン)

(写真:日豊本線 別府駅/撮影:デューク)  

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