特急「スーパーおき」


(写真:山陽本線 倉吉駅/撮影:デューク)

●基本データ

登場年:平成13年(2001年)
使用車種:キハ187系
運転区間:鳥取・米子〜新山口

●列車の解説

 2001(平成13)年、山陰本線の島根県の区間に当たる安来〜米子間の高速化が完成した。この結果、特急・快速系統の列車の大幅なスピードアップが可能となったが、この効果をより高めるために、特急列車に関してはキハ187系が投入され、従来キハ181系で運転されてきた「おき」にもキハ187系が投入され、「スーパーおき」と改称した。

 「おき」は1往復が鳥取まで足を伸ばしていたが、鳥取県内の高速化が遅れたため、「スーパーおき」は全列車米子止まりとなった。しかし、2003(平成15)年には鳥取県内の高速化が完成し、鳥取県内の高速列車網整備のために、「スーパーおき」も1.5往復が鳥取発着に改められた。

 「スーパーおき」は新幹線から接続する陰陽連絡特急であるために、特にシーズンには大変混雑するようで、増結されることもしばしばある。今後は増発等が焦点となりそうだが、今のところ、その気配はない。

●ギャラリー

(写真:山陽本線 名和〜大山口/撮影:ひょん君)

発車を待つ「スーパーおき」。この日は車両故障が発生したため、米子で車両交換が行われた。
(写真:山陽本線 米子駅/撮影:デューク)

新山口へ向かって発車していく「スーパーおき」。
(写真:山陽本線 米子駅/撮影:デューク)

「スーパーおき」の方向幕(行先表示機)。キハ187系の行先表示機はかなり大きなものだが、表示する文字の大きさも大きいため、列車名の表示が追いつかず、スクロールしている。なかなかうまく収まってくれないのが難点。
(撮影:デューク)

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