特急【しまんと】


一般型の2000系を先頭にした特急「しまんと」
(写真:予讃線 端岡駅付近/撮影:リン)

●基本データ

登場年:1988(昭和63)年
運転区間:高松〜高知・中村
使用車種:2000系、2700系

●列車の解説

 瀬戸大橋の開業によって、特急「南風」が高松始発から岡山始発に変更されたことに伴い、四万十川にちなんだ愛称へ改称したもの。一部の列車は特急「南風」と宇多津〜高知間で併結運転しているのが特徴である。

 2012(平成12)年3月14日改正では、高知駅で特急「あしずり」と系統分割され、高松〜高知間に運転区間が統一されたが、2014(平成26)年3月15日改正では、下り1本が「あしずり」と統合され、土佐くろしお鉄道中村駅発の列車が復活している。

 なお、ゴールデンウィークやお盆などの多客期には岡山始発の特急「南風」が、多度津駅で連結する「しまんと」編成を岡山から既に連結したまま高知方面へ向かうこともあり、この場合にはキハ185系を使用して、高松〜多度津間の特急「しまんと」を運転することによって、接続を取っている。

 2019(令和元)年9月3日から新型車両である2700系の投入が開始され、2021(令和3)年3月13日改正で2000系はすべて置き換えられた。

●ギャラリー(キハ181系)


JR四国色に塗られたキハ181系特急「しまんと」。トレインマークは現在と全く異なる。
(撮影:haru様 禁転載)

●ギャラリー(キハ185系)


キハ185系で臨時運転された特急「しまんと」。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:リン)

キハ185系特急「しまんと」と2000系特急「うずしお」の並び。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:リン)

キハ185系「しまんと」方向幕。基本的に多度津止めの特急は無いので列車名も無し。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:リン)

●ギャラリー(2000系)


後ろ1両をN2000系とした「しまんと」。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:リン)

8000系による特急「いしづち」との並び。
(写真:予讃線 高松駅/撮影:リン)

一般型の2000系による「しまんと」。
(撮影:CH様)

愛称表示
(撮影:リン)  

↑ PAGE TOP