特急【彗星/彗星・あかつき】


急行時代から数えると、実に長い歴史を持っていた。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:デューク)

●基本データ

登場年:1968(昭和43)年
運転区間:京都〜南宮崎
元使用車種:20系、24系、581系、583系

●列車の解説

 1968(昭和43)年登場。1949年から1968年まで、東京〜大阪で走っていた急行「彗星」の名を転用し、20系客車を投入して寝台特急化。最盛期は5往復をかぞえ、581系など数多くの種類の車両が「彗星」として運転されていた。また、都城まで運転されていた時期もある。

 しかし寝台特急衰退の波は「彗星」も例外ではなく末期は僅か1往復の運転。それも2000(平成11)年3月改正で「あかつき」と京都〜門司が併結運転となり、両数も大幅に減ってしまい、さらに2005(平成17)年10月1日改正で廃止となってしまった。

●ギャラリー



宮原と下関へのEF65PF投入まで広島機関区のEF58運用だった彗星2号。1978年7月撮影。
(写真:山陽本線 英賀保〜網干/撮影:ひょん君)

クハネ581-1を先頭にした「彗星6号」。1978年11月撮影。
(写真:山陽本線 姫路駅/撮影:ひょん君)

581系としては運転最終日の「彗星」。1984年2月撮影。
(写真:山陽本線 網干〜竜野/撮影:ひょん君)

14系による「彗星52号」。1980年8月撮影。
(写真:山陽本線 英賀保〜網干/撮影:ひょん君)

この頃の大分「彗星」には異端車カニ25が専用で充当されていました。1980年8月撮影。
(写真:山陽本線 姫路駅/撮影:ひょん君)

寝台特急「あかつき」と併結された運転末期の姿。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

「彗星・あかつき」のヘッドマークは、両方のイメージを上手く残し、上下に両列車名の文字とイラストが描かれていた。
(写真:東海道本線 大阪駅/撮影:裏辺金好)

京都駅に到着した「彗星・あかつき」。特徴的なレガートシートは「あかつき」編成のもの。
(写真:東海道本線 京都駅/撮影:Zenigata)

彗星の愛称・行先表示。
(撮影:デューク)

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