特急【とき】


上越線を快走する181特急「とき14号」。※1982年9月撮影
(写真:上越線 群馬総社−八木原間/撮影:ひょん君)

●基本データ

登場年:1962(昭和37)年
運転区間:上野〜新潟 (一時は東京〜新潟もあり)
使用車種:181系、183系

●列車の解説

 特急「とき」は高崎線、上越線、信越本線を経由して上野と新潟を結んだ特急列車。1962(昭和37)年6月改正で上越線初の特急列車として誕生し、161系直流特急型電車(のち出力強化により181系)を用いて運用を開始した。1967(昭和42)年10月〜1973(昭和48)年4月までは、1往復が東京駅乗り入れを行っている。
 1974(昭和49)年からは、181系の老朽化に伴い183系1000番台が投入されたが、1982(昭和57)年11月の上越新幹線開業に伴う、在来線特急「とき」廃止まで181系も活躍を続けた。
 JR発足後、何度か183系によりリバイバル運転が行われており、2008(平成20)年11月には特急「はばたけ・トキめき新潟」号の名前で、特急「とき」マークを掲げて上野〜新潟で運転された。

●ギャラリー


文字マーク時代の特急「とき」。小さく「朱鷺」と漢字も併記されているのが特徴。
(写真:東北本線 上野駅/撮影:札幌人様 禁転載)

181系、文字マーク時代の特急「とき3号」。
(写真:東北本線 上野駅/撮影:ひょん君)

晩年は181系、183系共に絵入りマークでの運転。
(写真:高崎線 上野駅/撮影:daikiti)

上越線を快走する181特急「とき10号」。
(写真:上越線 水上〜湯檜曽/撮影:ひょん君)

上越線を快走する181特急「とき14号」。※1982年9月撮影
(写真:上越線 群馬総社−八木原間/撮影:ひょん君)

183系1000番台、文字マーク時代の特急「とき1号」(右は急行「能登」)。※1977年8月
(写真:東北本線 上野駅/撮影:ひょん君)

183系1000番台による特急「とき6号」 ※1977年8月
(写真:上越線 水上〜湯檜曽/撮影:ひょん君)

189系特急「あさま」との並び。
(写真:高崎線 上野駅/撮影:KIX様 禁転載)

特急「はばたけ・トキめき新潟」号として運転されたときの姿。6両編成だが特急シンボルマーク付きの先頭車で、往時を彷彿とさせる姿。
(写真:高崎線 大宮駅/撮影:裏辺金好)  

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