快速【ばんだい】


●基本データ

種別
快速
登場年: 昭和59年
元使用車種: 455(451〜457)系

主な運転区間: 郡山⇔会津若松・喜多方
運転本数:6往復(平成16年)
表定時速:63.5km/h(2号)

●列車の解説

 磐梯路の急行列車といえば上野から直通してくる「ばんだい」が代表列車であったが、東北新幹線の開業後の昭和59年に上野〜郡山間が廃止となり、あわせて快速に格下げとなった。

 磐越西線には上野直通の特急「あいづ」が君臨していたが、いかんせんわずか1往復という状態であったため、快速「ばんだい」こそ会津方面への主力であったのである。

 JR化後はグリーン車と普通車指定席用のクロハ455−1が編成に組み込まれ、列車としてのステータスが上がったが、この車両は1両のみの改造に終わったため、一部の列車にのみ連結されることになった。

 その後、利用が芳しくなかったのかクロハ455−1は編成からはずされることになり、再びモノクラスの列車に逆戻りしたが、磐越西線に休日ダイヤが導入された際には休日には10往復が設定されるなど、主力列車として活躍したが、休日ダイヤは平成16年には廃止となり、同年10月のダイヤ改正で愛称を失うこととなった。

乗車時の感想(byデューク)

 「ばんだい」は正直なところ、時刻表でしか見たことのない存在だった。その後も会津に行くことはあってもなかなか利用する機会もないまま時は過ぎていった。

 そうこうしているうちに、クロハ455−1が編成から外れた。ますます「ばんだい」が遠くなっていったのだが、平成16年にいたり、ようやく乗車機会が作れた。ちょうど「あいづライナー」に乗車した日であった。

 郡山駅に入線してきた3両編成の455系電車。これが乗車することになる「ばんだい」3号だった。発車までに少しずつ乗客が増えていった。発車の頃にはいい感じで座席は埋まっていた。観光客も多かったが、地元の利用者も多かったような感じだ。
455系はたいして線形も良くない磐越西線を快調に飛ばした。「あいづライナー」にも引けをとらない走りだったはずだ。

 私は磐梯熱海で下車した。乗車時間はほんの10分程度であった。これがさよなら乗車になるとは・・・(泣)

ギャラリー

「ばんだい」の方向幕。
方向幕を装備しない455系のため、当然行先はサボで表示される。急行から格下げされて随分たったが、このサボを見ているとまだ風格は残っているなぁと思ったものだ。
やはり愛称があると愛着がわくものだ。
郡山にて。

「ばんだい」の前面。
東北本線の一部と磐越西線で主に使用されるこの赤を基調とした455系はなんだかJR九州の車両のようにロゴやら形式名が大書きされている。
前面の種別幕にも行先が表示されているが、できれは「快速」とだけしてほしかったなぁ・・・
郡山にて。

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