快速【ホリデー快速ピクニック】

   J.N.R/J.R. Rapid Service Train "Holiday Rapid Picnic"
運転開始間もない頃は115系も使用された。
(写真:中央本線 新宿駅/撮影:haru様 禁転載)

●基本データ

登場年:1986(昭和61)年
運転区間:新宿〜河口湖
使用車種:115系、165系、169系

●列車の解説

 土休日を中心に新宿や大宮(多客期)から富士急行の終点である河口湖駅まで乗り入れる、JR東日本の私鉄直通の快速列車。国鉄時代から国鉄の列車が富士急行に乗り入れる運用があり、古くはキハ58系の急行列車(富士急行所有)が富士急行まで乗り入れたりしていた(その生き残りがつい最近まで有田鉄道にいた)。

 その後、165系が運用されるようになると急行「かわぐち」が中央本線系統の急行列車に併結されて新宿から乗り入れていた。この列車は富士急行線内は快速列車という変り種だったが、国鉄最後のダイヤ改正が行われた1986(昭和61)年に廃止となってしまった。

 しかし、河口湖方面への週末などの観光需要は一定数存在していたのも事実で、週末の臨時列車として、新宿から主に165系・169系による「ホリデー快速ピクニック号」が運行を開始し、引き続き直通運転を行った。2003(平成15)年には愛称を「ぶらり河口湖号」に変更し、翌年の2004(平成16)年からは大宮〜河口湖で運転される列車の愛称だった「ホリデー快速河口湖」と愛称を統合し、さらに189系化された。  

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