快速【みすず】

   J.R. Rapid Service Train "Misuzu"
JR東日本の115系を用いた「みすず」。
(写真:中央本線 岡谷駅/撮影:輝龍様)

●基本データ

登場年:1986(昭和61)年
運転区間:天竜峡・飯田〜長野
使用車種:115系、313系
元使用車種:165系・169系

●列車の解説

 長野県西部を縦断し、飯田線、中央本線、篠ノ井線、信越本線を走る長距離快速。JR東日本とJR東海が共同で運用するのが特徴で、JR東日本管内では313系が長距離を走り、一方でJR東海管内では同社から引退した115系がJR東日本から直通してくる。
 1986(昭和61)年11月改正で急行「天竜」を快速「みすず」と急行「かもしか」に分離して誕生。1988(昭和63)年3月改正で「かもしか」を統合して勢力を拡大。長野県西部を代表する列車となったが、最近では停車駅の増加が著しい。なお、愛称の「みすず」は長野県の旧国名である「信濃」にかかる枕詞「みすずかる(水篶刈る)」に由来する。
こちらはJR東海の313系による天竜峡行き「みすず」。
(写真:信越本線 長野駅/撮影:輝龍様)

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