新幹線「かもめ」


JR九州独自の塗装に塗られたN700Sを使用。
(写真:西九州新幹線 新大村〜嬉野温泉/撮影:リン)

●基本データ

登場年:2022(令和4)年
運転区間:武雄温泉〜長崎
使用車種:N700S

●解説

 2022(令和4)年9月23日の西九州新幹線(武雄温泉〜長崎)開業に伴い登場した新幹線で、それまで在来線(主に博多〜長崎)を走行していた特急「かもめ」の愛称を引き継いでいる。

 使用されるのは東海道・山陽新幹線でも活躍するN700Sの6両編成バージョンで、水戸岡鋭冶氏が内外装のデザインを担当。白を基調にJR九州のコーポレートカラーである赤を車体下部に配し、「かもめ」のロゴマークを随所に掲出している。

 なお、西九州新幹線は九州新幹線の新鳥栖駅から分岐して長崎駅に至る計画であるが、現時点では新鳥栖〜武雄温泉間の開業の目途が立っておらず、当面は武雄温泉駅の同一ホームで博多方面の在来線特急「リレーかもめ」と新幹線「かもめ」が接続する運行形態となっている。

●ギャラリー


(写真:西九州新幹線 嬉野温泉駅/撮影:リン)

側面の愛称・行先表示は、愛称の色が各駅停車は青色、嬉野温泉駅通過は赤色、嬉野温泉駅と新大村駅通過の再速達列車が黄色で分けされている。
(写真:西九州新幹線 武雄温泉駅/撮影:リン)

↑ PAGE TOP