2019年12月30日〜20年1月1日 スカーレットに魅せられて!名鉄乗りまくりの旅

〇2日目 12月31日

さて、いよいよ名鉄乗りつぶし旅の始まりです。


 名鉄乗りつぶしを計画立てていて思ったのですが、名古屋周辺の公共交通機関は始発電車が遅め?なんですね。始発が4時台というのが見つからなくて宿泊先をとりあえず岐阜にしたのです。名鉄本線側の名鉄岐阜駅より入り自動券売機で早速『名鉄電車2DAYフリーきっぷ』を購入。





駅には各方面の始発になるであろう電車が点検及び清掃を受けていました。




そして、今回、名鉄本線から少し離れている各務原線のホームへ向かいます。




旧田神線ホーム跡、線路だけ残っています。

名鉄では普通なのかもしれませんが、列車が縦列停車している光景は自分には新鮮かつ驚きです。

連結していると思いきや、縦列駐車。



まだ客扱いをする前、、、寒い


〇名鉄岐阜 5:31発 急行 新可児行き 新可児 6:23着

 一番先頭に陣取ったものの、辺りは真っ暗、車窓は絶望的に見えず、車内にはジョイント音が響きわたります。




名鉄の特徴なのか、カーブに差し掛かると25メートルレールを半分ラップさせ、あたかも12.5メートルレールかのような音を奏でます。これには思わず、『おおぉっ!』となり若干の興奮を覚えます。 辺りは真っ暗なまま、犬山に到着。




各務原線完乗(1/21)。 列車は犬山から普通 新可児行きとなり広見線へと向かいます。 まだ辺りは暗く、日の出って何時だっけ??? そして、終点の新可児へ到着です。 新可児へ到着すると数少ない新可児発、中部国際空港行きのミュースカイが発車を待っていました。




ここから、今では系統分離されてしまった広見線末端部分へ乗り換えです。

〇新可児 6:27発 御嵩 6:38着


名鉄6000系。2両編成のワンマン対応車でしたが、車掌さんが乗っていました。




乗務員室の真後ろにはバスの運賃箱と同じような物がしまってあり、列車の揺れに合わせてガタガタと音を立てます。

 乗客は自分を合わせても10人くらいで、まぁ大晦日の早朝だから仕方ないかと思いました。徐々に明るくなり始め、ようやく車窓が見えるようになってきました。 途中、既に廃止になっている八百津線の分岐駅明智駅を見て、『おお〜、動画で見た場所だぁ』と感傷に浸ってみたり、ポツンと一軒お肉屋さんでしょうか?
 お客さんが行列を作って開店を待っている光景を目にしてホッコリしたり。 まだ寒いけど皆さんお目当ての品物ゲットできると良いですね。




ジャージ姿で乗っていた若い女性二人、てっきり日本の高校生かと思ったら列車を降りるや否や自分には理解できない言葉で話し始めもしかして、ちょっとビックリ。


駅舎を撮りますが、折り返しまでの時間は、カップラーメン一個が完成する時間しかありません。駅舎はぱっと見、趣のある感じでやっぱり見る時間を確保すればと思いました。
だ〜っとあらかた撮影しすぐに折り返しの列車に乗り込みます。 乗り継ぎが効率的でありがたいのですが、慌しくてゆっくり出来ません。

さて、広見線完乗(2/21)。

〇御嵩 6:41発 普通 新可児行き 新可児 6:53着

ようやく車窓がしっかり見えてきたのですが、曇り空だったので、なかなか明るくならなかったようです。


辺りを山に囲われたのどかな路線なんですね。 途中、乗って残そう広見線というのぼり旗を掲げている駅もありました。


明智駅で交換待ち。経営的にどの位厳しいのかわかりませんが、走り続けて欲しいところです。


〇新可児 6:58発 普通 犬山行き





座席に座って前面展望が眺められるのはいくつになっても嬉しいです。

ここでも乗り換え時間5分 忙しいです。 犬山に戻り小牧線の車両や線路の多さにウキウキして行きたい所ですが、ここでも乗り換え時間が5分。。。 やっぱり忙しい。。。

〇犬山 7:24発 急行 河和行き 大江 8:06着

さてさて、犬山線に入ります。起床から3時間が経とうとしておりますが、眠い眠い。ここからは途中駅で下車するので寝ないようにミント系ガムのお世話になります。 犬山線の見所は、なんといっても、枇杷島分岐点ですよね〜
と思いながら先頭に陣取って前方を見ていると、犬山線って結構直線長い!印象でした。



途中、高架工事で線路切り替え間近だったり変化に富んだ車窓です。 そして、いよいよ枇杷島分岐点。私鉄でデルタ線を持っているなんてレアな事ですが、 本数の多い鉄道会社で平面交差するというのもこれまたレアですよね。





時間に余裕を作って写真を撮りに行きたい所ですが今日は目的が違うのでこのままお別れです。 名鉄名古屋、金山、神宮前と進んでいき、列車は常滑線に入ります。さて、犬山線完乗(3/21)。



そして、名鉄好きなら殆どの人が知っているであろう大江駅で下車します。 ただ、自分は名鉄の事をしっかり見るようになってまだ一年くらいので、2年前に名鉄名古屋から内海まで乗車した時は知らなかったので、、、あまり大きな声では自慢できませんね。


ここで、名鉄築港線の午前中の最終列車に乗車します。



数組の鉄道好きな親子連れと数人の純粋な利用者を乗せて出発です。

〇大江 8:17発 築港線 普通 東名古屋港行き 東名古屋港 8:20着

そう、ここで有名なのは、通常鉄道同士のダイヤモンドクロッシングが味わえます。

YouTubeでアップしている方が多いので知っている方も多いと思いますが、見るのと体験するのとでは大きく違います。 もちろん自分も初めて訪れたので楽しみですね。 そして列車は徐行し独特のジョイント音を立てて通過していきます。 いや〜来てよかった〜


築港線完乗(4/21)。折り返しまでの時間は2分 バタバタと写真を撮りつつ列車に乗ります。


そして、東名古屋港駅からさらに線路が延びていますが、これは本当に港につながっていて極々稀に機関車に引かれた車両が帰らぬ旅に出るとか。。。 そうそう、東名古屋港駅のホームの高さですが、結構低いのです。 だから、列車の足回りがよく見えて、なんかもう、たまらんです!

〇東名古屋港 8:22発 普通 大江行き 大江 8:25着

次の乗り換えまで1分 忙し忙し

〇大江 8:26発 準急 中部国際空港行き 

乗り合わせた車両にはスーツケースを持った多くの海外へ帰る人、海外へ行く人で混雑しており座ることができませんでした。


準急って結構停車駅多いのに速度速いです


こちらは途中駅でにて。
さて、太田川で河和線と立体交差で分岐し常滑線をひた走ります。所々進行方向右手に海が見えてかなり海に近い所を走っていることが伺えますが、多くは住宅に遮られ見えなくなっています。 そして、常滑を出発し終点の中部国際空港駅へ向かいます。 空港線に入ると、海の上?を走るので、視界が急に開け眺めがとても良かったです。




離陸!? 空の上を走ると表現してもいいかもしれませんね。



セントレアに到着です。ここでは若干長め(と言っても14分)の折り返し時間で次の列車を待ちます。 駅はとにかく幅広く大きな荷物を持っていても邪魔にならないように作られており、旅行客には快適な空間だと思いました。


常滑線、空港線完乗(6/21)。まだまだ先は長いです。

〇中部国際空港 9:17発 特急 名鉄岐阜行き 太田川 9:36着

一部特別車の普通車に乗車します。



普通車と言っても、転換クロスシート。シートの厚みもあってか個人的な感想ですがJR東海の313系より良かった印象。 既に名鉄贔屓になっている可能性は否めませんが、、、




こちらの駅、先ほども少し触れましたが、河和線と常滑線を立体交差させ、運転支障を解消しています。東京で言えば京浜急行の蒲田駅と同じ考えでしょう。 そしてこれから、知多半島へ向かいます。

〇太田川 9:44発 急行 内海行き 内海 10:28着




6000系列の転換しないクロスシート車ですが、またもや一番前へ。 乗客が殆ど居なくなってきたので車内散策。 ここで気づいたのですが、つり革が天井に直付なんですね。 特に屋根が低い感じはしないですが、何かこだわりがあるのでしょう。



クロスシートは背もたれが低く、シートピッチはまあまあ狭く大きい荷物の場合、ちょっと乗りにくいかもしれません。 それでも、車内は空いていたので隣の座席に荷物を置いて車窓を楽しみます。



富貴駅から知多新線へ分岐します。複線分の用地がありながら単線というちょっともったいない作りです。枕木はコンクリート製ではなく木製を使っており、名鉄はいろんな視点で楽しい路線です。




知多新線完乗(7/21)。




この駅は2年前の夏に美浜海遊祭というやばいイベントで一度訪れてた駅です。その時は、車で来て駅前の駐車場に車を止めて、時間調整のため名鉄名古屋までの間を往復したのですが、いや〜懐かしいなぁ。。。 ここでも折り返し時間、9分。。。

〇内海 10:37発 普通 金山行き 富貴 10:56着

河和線に乗るために富貴駅まで戻ります。


6000系というのは製造時期によって色々異なるので、乗ったのが何次車とかまだわかりません。

〇富貴 10:59発 普通 河和行き 河和 11:06着


6500系2次車。これも6000系というのは変わりすぎじゃ!と思いましたが、だって名鉄だものと言われるとなんとなく納得できなくもない。
こんなに近い距離に河和線と知多新線と二つの路線を展開していますが、うまくすみわけ出来ているのか不明ですね。






2面4線の東端ホーム。河和駅は頭端ホームでいかにも終着駅風情が出ていて好きですね。 今回は駅から離れた所へは行けなかったのですが、もっとゆっくり訪れてみたいです。


河和線 完乗(8/21)

〇河和 11:17発 普通 金山行き 富貴 11:24着





だんだん身体が疲れてきていて、ちょっと予定変更 富貴駅で降りることに。。。。 とは言うのも、内海から富貴に戻る時、対向列車で内海にすれ違ったのがパノラマスーパーだったので、少しでも長く乗れないかなぁと思い、確認したら特急は富貴に止まるので、富貴から乗ることにしました。



富貴駅は構内踏切がありタイムスリップしたかのようです。




〇富貴 11:34発 特急 名古屋行き パノラマスーパー 展望席 神宮前 12:05着


さて、早速富貴駅で展望席が空いているか券売機で確認すると見事に空席。 まぁ、名古屋方面に向かう場合、一番後ろの車両で後ろ向きに走るので取りやすいのかもしれませんね。





事実、展望車は貸切状態で堪能することができましたと言いたいのですが、 なんだか途中で寝落ちしてしまったらしく・・・。降りる駅はきちんと降りれましたがちょっともったいない感じですが、乗りごごちがそれだけ良かったと言うことにします。 名残惜しいですが下車です。



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