2013年8月6日 今日を広島で迎えるということ

〇撮影&執筆:リン

 今年で68年目を迎えた、原爆投下の日。
 2005年から広島県を拠点に生活して今年で9年目になりますが、最初の4年間は大学が夏休みのため実家に引き揚げており、就職してからも8月6日が休みだったことはなかったように思います。
 今年は偶然休みをいただいたため、初めて8月6日に広島市を訪れることにしました。


 今日の広島市内は朝から日差しが照りつけ暑くなっていました。

 あまり政治的な話はしたくありませんが、「原爆と原発は切り離して考えるべき」との松井市長の言も空しく、原発の全廃を訴える団体が少なからずいたのは残念でした。あと、原発とは全く関係のない主張をブチ撒いていた○輪○とか○特○とかの「有名どころ」は言うに及ばず。
 私としては、「反核兵器・原発容認」という考えでいます。


 被爆電車の650形も2両とも稼働していました。運用が合わなかったのか、8時15分にはどちらの車両も原爆ドーム付近の区間にはいなかったようですが、やはりいつまでも走り続けて欲しいものです。


 このあと何をして過ごすか考えていたところ、6号系統に600形が入っていたのでつい江波まで乗車。

せっかくなので車内の写真も改めて撮影しておきました。


 奥の方には1000形が。当初7月7日までの予定だったラッピングが、好評のために七夕関係のもののみ撤去して期間延長となっています。8月30日までの運転とのこと。

 このまま江波にいても良かったのですが、早々と撤収し広島駅へ。


 目的はこれ。先日撮影したもののピンボケを起こしていた「まんぷく宝しま号」の撮影し直し。さらには広島駅5番線で10数分停車するので各車両をじっくり撮影するのもありました。


 細部までこだわったラッピングです。窓に格子や障子を貼り付ける徹底ぶり。ラッピングだからこその細工の細かさとも言えますね。
 運用範囲が非常に広いのでなかなか捉えきれないだけに、こうしてじっくり撮れるのはありがたいことです。


 呉線の方では末期色のD-01編成が絶賛稼働中。広島地区への新車導入で真っ先に置き換えられるものと思いますが、それまではもうちょっと活躍する姿を拝めそうです。


 D-03編成も運用入り。D-02編成は幡生入場中。黄色くなるのかが気になりますが、検査を通していると言うことはまだまだ使い倒すわけで…。


 13時30分前には5056レでEF66 27が来ると言うことで数時間にわたり待機したものの、14時になっても広島駅に姿を見せず、糸崎で折り返した「まんぷく宝しま号」が到着するのを見届けて広島を後にしました。

 あとは帰るだけなのですが、時間がたっぷりあったので敢えて呉線経由。
 …あ、呉駅の入線メロディ聞き忘れた。

↑ PAGE TOP