2013年11月11日・12日 寝台特急「あけぼの」に乗車して秋田へ

〇撮影&執筆:リン


 たった1編成だけ残った211系は本日も運用入り。夕方までは10両で、夕方ラッシュから15両で運用されていました。


 5078レ。


 配6794レ。編成がイマイチ面白くないですね…。


 8175レは国鉄色のEF64 1019単機。大宮駅で乗務員交代があるので、じっくり撮影させていただきました。


 3055レには現役最若番のEF65 2036が入りました。EF65形自体が先細りなのにいつまで使うやら。絶滅しかかったEF66 0番台も気付けばやたらと復帰、瀬野八ではEF67 1が運用復帰したらしいですし、JR貨物の考えがよく分かりません。



そんなEF66 0番台も来ました。8099レは単機でしたがE233系や「きぬがわ」との並びは新鮮です。


 回送で現れた「宴」。過去に撮ったことがあるような気はするのですが、撮れる時に撮っておきましょう。


 北上尾に移動し安中貨物を撮影。休み明けはトキつかないんですね…。

 ここで日没。



再び大宮に戻ったところ、団体列車として「ニューなのはな」が登場。車内は宴会が盛大に催されておりました。

マックで時間を潰した後、ちょっと早めに上野駅へ。廃止が報道され、さぞや大勢かと思いきや…


 全くそんなことはなく、まあいつもよりは少し多いかなという程度でしょうか。私が撮影していた14番線は柱を挟むこともあり私だけ。
 乗車率の高さを考えると来春以降も臨時便として(ゴロンとの割合を増やしたり?)しばらくは残りそうな気がしますが、果たしてどうなるやら。


 さて、今回確保したのはソロ。開放B寝台でも良かったのですが、9月に乗車した知人が「むっちゃ狭かった」と言っていたので彼と同じくソロ上段にしてみました。

 ソロ、というとサンライズ瀬戸・出雲の285系でもお馴染みの種別ですが、こちらは改造車と言うこともあり確かに狭いです。


 上段入り口の扉。285系は扉を全て通路と同じ高さに置き、扉の向こうに階段を設けるレイアウトですが、階段を登った先に扉、さらにその先にも階段という作り。


 室内を出入り口側から。シーツ・毛布・枕・ハンガー・浴衣が置かれています。右の背もたれは固定されておらず、起きている時にレール方向を向いて座る時に動かして使います。自分でベッドメイキングしなければならない寝台というのはこのソロ上段ぐらいのものでしょう。


 室内から出入り口側。扉位置の関係でベッドの半分は畳まれており、これを広げて寝床を作ることになります。


 まずは下の板を広げます。


 続いてマットも広げます。部屋のど真ん中に垂れる2本のベルトは転落防止用で開放寝台にあるものと同じですが、場所が場所だけに寝台を広げると非常に邪魔…。


シーツを広げたところ。私は適当な性格なのでシーツはあまりきっちり固定していませんが、ちゃんとマットの隙間に差し込んだ方が良いのでしょう。


 最後に毛布を広げ、ようやく横になれます。足下の黒い吹き出し口は暖房。上半分から出ているようであまり足の熱さは感じませんでしたが、一応は気をつけた方が良さそうです。


上段の窓はやや天井まで回り込んでおり、天気が良ければ星空を眺めながら横になることも可能です。この日は折からの冬型の天候で曇ったままでしたが…。

高崎到着を見届け、就寝。途中、長岡・新津・村上の停車時に目が覚めましたが、まあ、ある程度は休めたかな…?という感じでした。


 一方こちらは翌朝撮影した開放B寝台。羽後本荘から立席特急券で乗れる4号車の様子で、下段が綺麗に片付けられていました。


 秋田にて。EF64 1032からEF81 136へ、双頭連結器装備機でのリレーとなりました。
 下浜駅手前で強風を感知したために6分程度の遅れで到着しましたが、鯉川駅で信号機が故障したとのことで長時間の抑止。運転再開直前には踏切の非常ボタン取扱いまで追加され、結局、秋田を出発した時は86分遅れの8時8分でした。
 この後も少しずつ遅れが拡大していき、碇ヶ関の時点で105分遅れ。ただ、どうやら終点の青森でも2時間の遅延(=特急料金の払い戻し)には至らなかったようです。

 さて、碇ヶ関到着時点で105分まで遅れの拡大していた「あけぼの」。乗車券も特急券も青森まで購入していたのですが、ここで下車します。
 というのも、帰るルートを秋田新幹線経由にしていたため。単純に「乗ったことなかったから」というだけなのですが、仮に東北新幹線経由にしていれば「あけぼの」が3時間遅れでも余裕で間に合っていました。
 結果として碇ヶ関〜青森の乗車券往復分と後述の特急券分が無駄な出費として残ることに。


 で、碇ヶ関で降りたのは秋田へ向かう「つがる4号」に乗車するため。当初の予定では青森から鈍行で秋田まで折り返す予定でしたが、天候次第でどうなるか不安になったので1本早い特急で秋田へ向かうことにしました。

 碇ヶ関へは定刻より10分遅れて到着。この遅れなら「あけぼの」を大鰐温泉まで乗車していても間に合っていましたが、上りの遅れ具合が把握できなかったので仕方ありません。

 車内はそんなに混んでいませんでした。秋田へは3分遅れまで回復して到着。


 「つがる4号」から羽越本線方面へ接続する「いなほ10号」は485系リニューアル車。土崎工場に大量に捨てられていた485系ですが、もうちょっと活躍する姿を見られそうです。


 一方、秋田新幹線ホームにはE6系が入線。


 こちらのホームから距離があるので先頭部を横から撮影。E5系よりもさらに長いノーズということですが、乗務員扉から運転席が遠い…。


時間は若干前後しますが、奥羽本線大曲方面から来た439Mに何やらラッピングが施されているのを発見。


 「もやしもん」のラッピングでした。先月より開催中の「秋田デスティネーションキャンペーン」の一環として運転中のようで、横手市が「発酵のまち」として街おこしを行っている縁で実現したようです。
 701系もかもされた…ように見えて、連結部など車体の帯がキャラクターより上になっている場所もあり完全にはかもされていないようです。


 男鹿線1133D。真っ昼間からキハ40形4両とは豪勢ですが、ラッシュの送り込みでしょうか?あと、東北の地で暖地向けのキハ40形2000番台(前2両)というのは珍しいですね。実際、男鹿線でも少数派のようですし。


「リゾートしらかみ2号」。ブナ編成でした。五能線は、津軽鉄道とセットでこれからの時期楽しみたいですね。福山からのアクセスは超悪いですが。

 これにて全撮影を終了。「スーパーこまち12号」→「のぞみ123号」の乗り継ぎ含め8時間4分の陸路移動で福山を目指しています。
 どちらの列車にもコンセントが備わっているお陰で退屈はしませんが、長い…。

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