2014年7月4日 広電の七夕電車を撮影する

〇撮影&執筆:リン

 今年の地元園児を乗せての特別運行は七夕当日の7日だそうなのですが、私は仕事でNG。と言うか、ラッピングの実施期間の中で動ける休みが今日しかないので行かざるを得ませんでした。

 光線条件を考え、昼過ぎに現地に到着するように福山を出発。


 一旦江波車庫に向かい、ちょうど出庫するところだった1002号を確認し、毎度お馴染みの鷹野橋へ。
 晴れれば順光という場所でしたが通過時は雲がかかってしまいました。


先頭部分のアップ。昨年はフルカラーラッピングでしたが、今年は使われている色が少なく、天の川も裾部のみとやや控えめな印象。
 ただ、前頭部に「PICCOLA SUMMER」とあるように、七夕以降も織姫などのみを剥がして夏仕様のラッピングとして運行させるのでしょう。


 もう1本の1001号は鷹野橋での撮影を終え移動中に本通電停付近ですれ違ったので、十日市町電停付近で待機。その間に横川駅で折り返してきた1002号を良い光線条件でゲット。

 で、肝心の1001号はと言うと、2回の撮影チャンスをどちらも併走する自動車に被られ撃沈。


 仕方なく、十日市町電停での撮影後素早く移動して追い抜き、江波電停で無難に撮影しました。


こちらも先頭部のアップを撮影。車内もしっかり装飾されているのが見えますね。


 車庫での待機中を利用して側面も撮影。
 うーん…コスト的な面もあるのでしょうが、個人的には去年の方が見た目にも鮮やかで好きでしたねえ。


 おまけ。鷹野橋で待っている時に通過していった353号。350形は3両揃って3号系統で運用されていました。
 昭和33年の導入で、マトモに動ける広島電鉄生え抜き車両としては650形に次ぐ古参という形になりますが、まだまだ現役。見かけるとついカメラを向けたくなる車両ですね。


こちらは連接車として最古参となる3000形。レトロチックな外観で、こちらも大して珍しくはないものの見かけると撮影しています。


 一方、こちらは現時点で最新の1005号。1001号・1002号に続いて3両目の江波車庫所属の1000形にして同車庫初のGreenmover LEX。この車両が導入されるごとに750形などが淘汰されていくのは残念ですが、利用する側としては快適なのでやむを得ませんね。

 ちなみにその750形なのですが、稼働状態にあるのは僅か2両とのこと。保存されるのかどうかは不明ですが、撮影は急いだ方が良さそうです。

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