2014年8月3日 3ヶ月ぶりにのと鉄道を訪問する

〇撮影&執筆:リン

 今期放映中のアニメ「グラスリップ」。アニメの情報が気になって検索したところ、北国新聞の記事で「来月(8月)からのと鉄道で新ラッピング車両の運行を開始」なるニュースを発見。

 …逝かねば。もとい行かねば。

 名古屋とかに住んでいれば能登半島なんてのは近いものなんでしょうけど、福山からだと片道600km。当然ノンストップでは走り抜けられず、途中に休憩を最低2回は挟まないといけないので大体7〜8時間ほどかかります。
 JRでの移動だと現地着がかなり遅くなってしまうのでクルマしか選択肢が無いのも事実。

 でも行かねば。

 ということで、福山を21時40分に出発し、舞鶴若狭道六人部PAと北陸道北鯖江PAで休憩、さらにのと里山海道西山PAでも睡魔に襲われ休憩。珍しく3ストップで走破し現地には7時半というかなり遅い時間に到着。
 昨年は朝ラッシュ時の連結運用が目的だったのでどうしても間に合わせなければいけませんでしたが、今日は特にそんな必要もありませんので…。


まずは田鶴浜に移動し、「花咲くいろは」ラッピング車を連結した列車2本の交換を撮ります。どちらも進行方向2両目なのでラッピング同士の並びとはなりませんが…。


穴水行きに連結されている初代ラッピング車は後追いで。長らく運転されてきましたが、通常運転の姿の撮影としてはこれがラスト。のはずです。


続いて能登中島駅南方のお馴染みの場所にて永井豪ラッピング車を撮影。順光での撮影は初めてですかね?


 さらに七尾で折り返してきた劇場版ラッピング車も撮影。この場所はちょうど開けていて障害物もかわせるのでいろんなアングルから狙えて良いですね。

 この後のラッピング車の穴水での撮影会までもまだ時間はあるのですが、早めに穴水へ移動。


待合室に到着すると、大相撲の遠藤関の等身大パネルが。穴水町は遠藤関の出身地ということで、地元から出た期待の星と言うことでその想いが化粧まわしにも見られます。


 さて、朝の運用を追えたラッピング車2両は各々の連結を解消し、まず連結。


この状態で検修庫へと転線し…。


検修庫内の新ラッピング車をさらに連結して出てきました。


 山側には緒花ちゃんの他、「グラスリップ」の深見透子と「true tears」の石動乃絵と3作品の主人公が描かれています。ttの方は見たことありませんが、グラスリップの方は夏の物語と言うこともあり3人とも夏服で揃えられています。


 海側は「花咲くいろは」オンリー。こちらは主役3人は初めての制服姿ですね!非常に良い出来です。


新ラッピング車の側面。これは…良いですね…。何がとは言いませんが、良い。


 撮影会は営業運転と同じく3両連結での状態でした。構内の配線から考えてもこの状態のまま1時間過ごすだろうと考え、撮影会が始まる直前に穴水駅を離れ、撮影地点の確保に動きます。

 というわけで、朝と同じく能登中島駅南方のカーブにスタンバイ。当然誰もおらず、2人目が到着したのも20分ほど後でした。
 それにしても暑い!風もほとんど無く、雲はあるので多少日差しは遮られていたものの気温は高い状態。汗が止まりませんでした。ちなみにこの日、500mlペットボトルで6本分の水分を摂っています。


 2時間近く待った13時過ぎ、ようやく通過の時刻となりました。
 従来のラッピング車と違って、花の模様が前面に回り込んでいないのでかなりスッキリした印象です。

 復路の撮影もここの反対側でと考えていたので、クルマを移動させ場所を決めた上で休憩。


 こちら側からなら正面がちでも良さそうですが、花いろラッピングで統一される海側からはサイド気味でも良かったかな…と今更ながら後悔。

 最初の往復である程度の成果を残せたので、2往復目は緩く行くことにします。
 ということで、湯乃鷺駅へ移動。


 待合室には緒花ちゃんの木彫り像が。
 この立ち位置の右後ろに駅ノートなど各種グッズが置かれているのは前々からですが、3ヶ月前はこんなの無かったような…。


湯乃鷺の駅名標を絡めて撮影したかったのですが、超広角レンズにしてなかったせいで全体が収まらなかったので普通に入線の様子を撮影する形になってしまいました。


 先ほど穴水で撮影し忘れていた、「グラスリップ」と「true tears」の両主人公のアップ。
 「ture tears」は2008年に放映されたということで、そりゃ私も知らんわけだ…。もう1回やってくれないかなあ。

 最後の穴水行きの便は帰宅を早めたいこともあり、極力南下して撮影することに。


 というわけで、適当に探し歩いて見つけた和倉温泉にほど近い田んぼ脇で1人で撮影。
 真横からラッピングの様子も撮影できる場所で、なかなか良さそうでした。

 これにて撮影終了。金沢東IC付近の渋滞を懸念して、ノンストップで流入できる金沢森本ICから南条SAまで移動し給油とトイレ休憩。通常の名神での渋滞に加え、木之本IC〜敦賀JCTでも悪天候由来の渋滞が発生しているということで舞鶴若狭道をノンストップで走破。山陽道龍野西SAでサンデースポーツを見ながら1700kcalのカツカレーを平らげ、休日割引のおかげで日付が変わるのを待たなくても良いと言うことで23時30分頃に福山に到着しました。

 能登がクルマで行けるギリギリ…とは限らないでしょうが、なかなかこの距離を超える場所までクルマで出かけると言うこと自体が少ないですね。
 というか納車10ヶ月弱で16000km。速攻でガタが来そうです。

↑ PAGE TOP