2015年10月25日 毎秋恒例の北陸遠征に行ってきた

〇撮影&執筆:リン

 23日まで実家で相撲巡業を観覧するなどしてオフを過ごし、24日はJR貨物広島車両所の一般公開に参戦(例年のことなので省略)。そして、24日に新幹線で福山にさくっと帰宅したあと諸々の準備を済ませて出発。
 かなり時間に余裕があったので三木SAで食事をするなどこまめに休憩を挟み、金沢森本ICからR8に降り高岡へ。

 朝マックを済ませ、向かったのはいつもの西高岡〜高岡のポイント。

 まずは8097レ。定刻からは20分ほど遅れていたようですが、おかげで撮影できました。  ここは数年前に県道57号の跨線橋が出来てからベストポジションに影が落ちるようになってしまいましたが、多少立ち位置を変えることでまだ撮影ができます。


 IRいしかわ鉄道の521系。今回ここに来たのはこれが目的でもありました。朝夕は4両編成で狙えますが、眩しいばかりの朝日だったので後追いで。

 あいの風とやま鉄道に移った413系。これだけ見るとJR時代と何ら変わりませんね。413系自体、七尾線でも若干が運用されていますし。

 この後もここで何枚か撮影した後、城端線に移動。「ベル・モンターニュ・エ・メール」の撮影に臨みます。基本的に南北に走る路線なので場所を誤らなければ順光で撮影できるということで、戸出駅南方にスタンバイ。…が、次第に雲量が増してきて、晴れたり曇ったりの状態に。

 結局、曇られてしまいました。この後も少しずつ雲が増えてきたので、返しも狙うことにしてこのまま待機。

 城端線は砺波平野を走る路線なので撮影場所には事欠かない様子。ここは先ほどの「べるもんた」を撮影した踏切の反対側。

 城端で折り返してきた「べるもんた」。外観は塗装と窓の改造のみですが、逆側はその窓の改造すら無いのでこちら側から撮影するのがベストでしょう。

 晴れる見込みもないので城端線での撮影はこれで終了。七尾線へ転戦…する前に、少し時間が余ったので倶利伽羅駅へ。

 倶利伽羅駅西の定番ポイントで貨物を狙うべくスタンバイしましたが、その前に普通電車。IRの521系でした。ようやくマトモな形で撮影できました。

 そして1083レ。金沢→富山の短距離ながら、日中にEF81形を撮影できる貴重な運用です。残念ながら編成中間に空コキが多く、イマイチ締まらない写真になってしまいました。

 素早く撤収し、月浦白尾IC連絡道路沿いの七尾線に向かいます。

 場所としては少々微妙でしたが、光線重視で咄嗟に見つけた場所でした。
 バイパスの側道に並行する区間のため、サイドから撮影しづらかったのでこの構図。この後の撮影はサイドの模様もしっかり狙っていきましょう。

 ここで昼食。かほく市高松町にあるチャンカレでLカツカレーをいただきます。金沢・能登に来る時はほぼ金沢カレーを食べてますが、店舗の立地のせいかゴーゴーカレーよりもチャンカレの方が多いですね。七尾にあるのは強いですよ。

 さて、折返しの七尾行きですが適当な場所が見つからず、結局和倉温泉の手前で撮影しました。ススキが良い感じですね。

 とりあえずサイドからの撮影というノルマも達成…ということにして、折返しまでの間に「のと里山里海号」の撮影に向かいます。

 「花嫁のれん」から接続するダイヤのためあまり時間に余裕がなかったのですが、和倉温泉を出て割とすぐのところで国道と併走する場所がありここで撮影。長くのと鉄道沿線には出かけており撮影に向いていそうなのは知っていましたが、ここでの撮影は初めてでした。

 さて、今夜の宿を確保した鯖江への移動も多少兼ねつつ、「花嫁のれん」の折返しの撮影のために移動します。

 やって来たのは能登二宮駅を後方に望む浄水施設裏手の区間。
 予想は出来ていましたが、「花嫁のれん」の通過時刻には日没。それでも多少の高感度なら大して画質に影響しないのが7D2の良いところ。

 さらに暗くなる中、オマケで415系を1本撮影して終了。一般道を経由して鯖江には20時過ぎに到着し無事に駅前のホテルにチェックインしました。

 翌朝。ホテルで朝食も予約していたのですが、一旦ホテルを出て撮影に臨みます。

 やって来たのは家久〜サンドーム西にある日野川橋梁。日野川、と言うと我が地元の大山をバックに望む山陰本線の撮影地が想起されますが、ここもここで朝の福井市内方面行きを順光で撮影できるなかなかの場所。

 880形。

 朝わざわざホテルを抜け出して撮影に来たのは朝ラッシュ運用に入る大型車両を撮影するため。昨秋の撮影結果からある程度は運用を推測できていましたが、一方で「特に固定されていない」とのウェブサイトもあったことから極力多く狙っていくことにしました。

 随分と傷みが激しくなったように見える200系203編成。昨年も撮影していましたが、ようやく順光で撮影できました。

 770形。880形とは前面は似ているものの、色々と違いが見られます。

 600形も運用入り。ラッシュ時でも予備車として待機の続く車両ですが、F1000形「FUKURAM」の姿を全く見かけないなど車両不足だったのか最近運用されているようでした。

 この結果に満足したところでホテルに戻り朝食を済ませ、北府駅へ。

 202編成は車庫に待機していたようでした。

 留置線には前日運転されていた「レトラム」。

 レトラムのパンタが上がり、動きそうな気配だったところに602号が帰ってきました。留置中の202編成と絡めて1枚。

 それと同時にレトラムも動きだし、車庫の中へ。結果的に車両を撮影できてラッキーだったようです。

 さて、602号より前に越前武生に向かった203編成が戻ってこないので留置線にでも入ったのだろうと思い向かってみると…

 1番線に停車中。しかも「田原町」行きの前面幕。一応、駅の発車案内を確認したところ先発の普通電車として間違いなく運転されるようでした。
 ということで、これを撮影すべく急いで日野川橋梁へ。

 先ほどと同じように見えますが、ヘッドマークが微妙に異なっていました。朝ともまた違った光線状態ですし。

 素早く撤収し、R8を利用して福井市内へ先回り。コインパーキングに車を停め、カメラとムービーを持って向かいました。

 田原町行きの便にすら追いついてしまったので、後追いでまずは1枚。

 折返しはヒゲ線への分岐点となる大名町交差点で。軌道線区間を大型車両が行く姿はいつ見ても圧巻です。

 近代的な福井駅舎をバックに。来春引退予定の200系との組み合わせもそう長くはありません。

 再び大名町交差点に戻ると、市役所前駅で交換する610形と200系の姿を見ることが出来ました。大型の鉄道用車両が軌道線上ですれ違う光景は圧巻。

 少し南に移動して足羽川に架かる幸橋北詰で撮影。併走する車もなく、バッチリ撮影できました。

 田原町で折り返してきた610形も200系と同様に撮影。

 今度は福井駅前駅まで向かって間近から撮影。結果として日中運用に就く200系と610形という想像以上の大きな収穫でした。当初予定では小松市の日本自動車博物館に行くつもりでしたが、こっちの方が断然良いです。

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