5.中国人民革命軍事博物館その2「中国史歴代兵器編」

 中国人民革命軍事博物館パートU。日中戦争や朝鮮戦争以後の展示だけかと思いきや、殷(商)の時代から清の時代まで、歴代兵器が一堂に展示されており、その規模も圧巻といえるもの。これは中国史の原稿に使える!と大喜びで写真を撮りまくっていたところ、同行の孟保世氏曰く、周りの中国の人たちから「アレは何だ、日本人か?」と、不審者の目で見られていたそうで・・・。ま、何はともあれ最初は孫子の銅像がお出迎えです。

戦国時代の戦車

大福船(6分の1模型)
明の南海水軍が保有していた主力軍船。

狩猟風景
 まずは国家が誕生する前、人々が狩猟などで武器を使い始めた頃の風景より。

新石器時代の石器

商(殷)時代の戦車模型

商(殷)時代の石斧

甲骨文字

商(殷)時代の銅斧など

西周時代の銅戈

西周時代の戦車模型

春秋時代の銅剣

春秋時代の銅冑

春秋時代の戦車(模型)

春秋時代の様々な武器

春秋時代の大型軍船

孫子の兵法

胡服騎兵
この時代の北方遊牧民族の騎兵の姿。

戦国時代の様々な武器

戦国時代の弩など

戦国時代の鉄兜・銅冑など

秦が編纂した歴史書の竹筒 (左)/商鞅が定めた量(はか)り (右)
商鞅(しょうおう/?〜前338年)は秦の政治家で、秦が後に飛躍する基礎固めに成功しました。
このように度量衡の統一も、彼の業績の1つです。

戦国時代の各種兵法

戦国時代の各種兵法

秦時代の武器

韓信の像
劉邦の重臣で、項羽と戦いにおいて数多くの勝利をおさめ、前漢建国の立役者の1人となりました。

(おそらく)劉邦が項羽と戦う前に勢力を蓄えた漢の地へ

楚と漢が戦った頃の武器

弩の1種(復元)