13.バッキンガム宮殿&サザーク大聖堂

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 さて、イギリスもいよいよ最終日。ついでに2010年も今日で最終日。今日の夜にはフランスに向けて出発し、エッフェル塔の下で新年を迎える予定です。まずは、2日目にも訪問したヴィクトリア駅へ。撮り損ねていた、2種類のガトウィックエクスプレスのうちのクラス460を今度こそ撮影・・・と意気込んで駅に行ったところ、撮影済みのクラス442・・・。

 がしかし、直ぐにクラス460が入線。ご覧下さい、この鳥のような前面!

 車内の様子。ヨーロッパでは定番の、集団見合い式ですね。

 さらにもう1本、クラス460がやってきたので編成写真も撮影完了でございます。出来れば外で撮影したかったなあ。

 さて、バッキンガム宮殿に向かって徒歩で歩き出します。日本でも一部では見かけるベンツ製の連接バスを撮影。

 バッキンガム宮殿にほぼ隣接する王立厩舎(ロイヤルミューズ)。

 意外にも地味な雰囲気ですが、歴史ある風格が漂っています。

 さあ、そして着きましたよバッキンガム宮殿。1703年にバッキンガム公ジョン・シェフィールドが建てた邸宅「バッキンガムハウス」を発祥とするもので、1761年にジョージ3世が私邸として譲り受けます。そしてジョージ4世が1825年より改築に着手し、12年かけて現在の姿になったそうです。

 正面のアップ。

 正面から遠景を撮影。ちなみに差別をするわけではありませんが、なぜか今日のこの場所に限って中国人だらけでした。それまでの旅行で、殆ど中国語は聞こえてこなかったのですが・・・。それだけ中国の方には大人気の観光スポットなのか、たまたま観光バスが来ていただけなのか・・・。え、お前が行く場所がマニアックなんだって?

 正面に堂々とそびえるモニュメント。

 このお方は・・・大英帝国繁栄の象徴であるヴィクトリア女王ですね。

 さて、続いてバッキンガム宮殿の背後に広がるグリーンパークを抜けていきます。公園に関して言えば、やはり冬の時期に来ても落葉していて寂しい感じですね。

 で、そこにあるのが・・・。

 日本大使館です。年末のためか、国旗は掲げられておらずわかりにくいですが・・・。
 日本に帰還した後、日露戦争を扱ったNHKの番組を見ていたらこの建物が出ていたので、ちょっと感動。秩父路号さんに案内してもらってよかった。

 そして国会議事堂を改めて見ます。これでいよいよ見納めですなあ。

 ビッグベン!

 さて、改めてここに来たのはウエストミンスター寺院を別角度から撮影するため。

 観光客が入場する側面の入口もまた素敵なデザインで、昨日撮影し忘れていたので撮りに来た次第です。

 その隣にあるセント・マーガレット教会。こちらも撮影し忘れたので撮影しておきます。シンプルな外観ですが「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター寺院及び聖マーガレット教会」として世界遺産に登録されています。12世紀にベネディクト会派聖職者によって建てられたのが始まりで、1486年から1523年に大幅改築。さらに北西の塔は1734年から1738年にかけ、ジョン・ジェームズにより造られました。

 まだ撮影し忘れたものがあるので、昨日と同じルートを行きます(なんと効率の悪い・・・)。というわけで、またテムズ川に係留されているベルファスト号を見ます。今日も昨日と同じ空模様なのが残念。

 そして、こちらのガレオン船を撮影。これは復元されたものですが、1577年に建造され、後にスペインの無敵艦隊を打ち破るフランシス・ドレイクの乗艦として活躍。スペインの貨物船を襲撃して多額の金銀財宝を奪いエリザベス1世に献上。莫大な収入をイギリス国家にもたらしました。

 ちなみにロンドン以外にもいくつか復元されて展示されているそうです。それだけイギリスでは人気が高い、ということでしょうか。

 そして、昨日も見たサザーク大聖堂へ。いかにも教会!という感じの美しい鐘の鳴る音に誘われ、どうやら入れそうだったので、中に入ってみることにしました。

 有難いことに別料金を払えば写真撮影も可能。壮麗な内部は、こんな感じです。この空間の構成がたまりませんな!

 ステンドグラス。

 内部の様子。

 内部の様子。

 パイプオルガン。

 大聖堂の外観模型がありました。それにしても、内部に入ると意外と鐘の音色は聞こえません。そこだけが少々計算外でした(笑)。さて、いい加減に新規エリアの開拓に向かいます。