(4)ルクセンブルク観光その2 〜ボック要塞〜


 こちらが、ルクセンブルクの世界遺産 〜古い街並みと要塞群の中心的場所である、ボックと呼ばれる要塞です。
 最初にここに要塞を作ったのは963年、ルクセンブルク家の祖、シージフロア伯爵でありましたが、大国に挟まれた地理的要件や地形条件も重なり、何世紀にもわたって拡張・支配が行われ、現在のような形になったとされています。地下要塞のごく一部は見学も可能です。


橋の辺りを望遠で撮影。


要塞内部は残念ながら綺麗に撮れませんでしたが、中から崖の様子を覗くことができます。


要塞内の小窓より


 一方、ルクセンブルク唯一の空港であるフィンデル空港にも近いため、300mm以上(最近のコンパクトデジカメなら10倍〜)のカメラがあればこのように飛行機も撮影可能。前ページの「虫歯」から撮影しました。この飛行機は航空貨物の大手カーゴルックスのもの。

 日本で見るのは難しいです。なぜなら、日本への乗り入れは成田でも関空でも中部でもなく、石川県の小松空港のみ^^; 趣味的にも興味深い?


こちらは、ルクスエアの旅客機。見た中ではこれはまだ大きいほうで、もっと小型の飛行機も飛んでおります。


一方、タイミングが合えば同じ場所から鉄道も撮影可能! ルクセンブルク国鉄の客車列車です。奥にはヨーロピアン・センターをはじめとした欧州連合の中枢機関やホテルなどの新市街が見えます。


西側を向くと、聖ヨハネ教会と渓谷沿いの街並みが見えます。素晴らしい!


世界遺産の碑。


花があったのでこんな撮り方も。


世界遺産を堪能し、駅に戻ります。渓谷内は公園となっている場所もありますが、駐車場に「落石注意」の標識が・・・。

○ルクセンブルクを出国し、パリへ


 ルクセンブルクからは、フランス国鉄の高速鉄道「TGV」でパリ東駅まで乗り換えなし!
2時間10分で到着します。なお、予約が必要なうえパリ〜ルクセンブルクの本数は少ないので事前に調べる必要があります。 直通TGVでなければ、ルクセンブルクから普通列車で30分ほどのメッス(フランス)からですと本数が大分増えるようです。

 ところで、車内でなぜかパスポートのチェックが・・・。TGV特有なのか偶然(抜き打ち検査)なのかは不明ですが、シェンゲン条約だからといって、 うっかりホテルのセーフティーボックスにパスポートを預けたまま国境を越えないよう気をつけましょう。


パリ東駅にて近郊列車を撮影。4両×3というすごい編成。窓の位置も異様に低いし?


メトロに乗り換え、こちらの宿に宿泊します。ちなみにフランス入国した1日目も同じ宿でした。
翌日は事実上最終日。出国の時間まで最後の首都、パリの街を歩きまわります!!

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