(7)帰国〜エピローグ


 シャルル・ド・ゴール空港の第1ターミナルは非常に写真が撮りにくく、これも出国手続き後に撮影。 せっかくの機会ですので、日本では絶対に見ることができない航空会社のものを紹介します。こちらXL航空は、カリブ海やアフリカ方面に定期便があります。


 イギリスのブリティッシュ・ミッドランド航空(bmi)の子会社で格安航空会社bmibabyの機体です。


 順序が前後しますが、北京首都国際空港に撮影の舞台を移します。中国国際航空で、北京オリンピックの記念塗装です。


 同じく中国国際航空。日本でこの塗装は見られるのか?
 さて、ここで帰国便の機内食特集とまいりましょう!

機内からの日の入り
 今回のフライトはパリ発7/20 20:30→北京着7/21 12:20 乗り換えて北京発16:55→中部21:00 ということで何と機内から日の入りを2度見るというスケジュール。こちらは1回目。2回目は座席と天候の関係で見られず・・。というか、窓側希望と書いたのに2度とも通路側に充てられるとは何とも不運な。

機内食(4)
 今回は肉料理です。ご飯+パンという組み合わせは相変わらずですが、まあまあでした。

機内食(5)
 パリ→北京2度目の機内食は、オムレットが出てきました。なかなかよかった。

機内食(6)
 北京→中部は、ご飯+パンに蕎麦がつくというもの。行きの便も茶饅頭でしたが、こういう変わった組み合わせが好きなのでしょうか? 味は良かったです。

○エピローグ 注意点など

 というわけで無事日本に帰国しました。海外旅行は4回目でしたが、4時間を超えるフライトや乗継、そしてアジア以外と初めてのことが多く、言葉も解らないので緊張の連続でした。 しかし、多くの建物が日本で言う江戸時代もしくはそれ以前に建てられたもので、城とか屋敷とかとは全く違う造りにカルチャーショックでした。

 どうしても移動だけで片道1日かかってしまうのでこれ以上の日程調整は難しく、大きな出費になりますので次の機会は当分先になるかと思いますが、 まだまだヨーロッパはおもしろいものがたくさんあるはず! ぜひ再訪したいものです。 ここで、フランスおよびその周辺を旅行しようとする方にいくつか注意点を。(ヨーロッパ全般にも当てはまる?)

1.治安
 南ヨーロッパに比べれば比較的治安は良好と言われていますが、我々黄色人種は悲しいかな、顔を見ただけで「外国人観光客=金がある」と解ってしまいます。ここがアジア諸国と異なる難しいポイントです。私も2日目に被害に遭いましたが、そういうのを狙ってぼったくりをする集団も多いです。

 常に前後左右に気をつける、夜間の列車や路地移動などリスクの高い行動を避けるのはもちろんですが、ここまで来ると多少の被害は覚悟の上のほうがいいかもしれません。現金は分散して持っておき、一部は5000円〜1万円程度の「捨て銭」としておく。
下手に抵抗して、パスポートを盗まれることだけは避けたいところです。

2.気候
 なんかヨーロッパは地中海気候で温かいイメージがありますが、あくまで「緯度の割には」温かいという意味。
 パリ市内の緯度は北緯48度くらい。北緯45度の稚内宗谷岬のさらに北、サハリン中央部くらいです。ブリュッセルは北緯50度クラスです。 夏でも夜の最低気温が12度とかになる場合もありますので、少なくとも日本そのままでは寒いと思います。冬はなおさらです。

3.トイレ、コンビニエンスストア
 最後に、所長が気になる(?)トイレ事情。まず、今回の旅程上日本のようなコンビニは一切登場しませんでした。なので、困ったらコンビニで・・・というテクニックは使えません。コンビニのような小売形態は安息日が重視されるキリスト教文化に合致しないんでしょうね。(このことは同時に、夜中に腹が減っても何も調達できないことを意味します)

 さらに気になるのは、ほぼ100%が有料ということ。各地の観光地を見ましたが、最頻値は0.5ユーロ、最安値は0ユーロ(ただし1か所のみ)、最高値は1.1ユーロという感じでした。

 ファーストフード店でも普通に0.5ユーロ徴収します。トイレは無料という考えは捨てましょう。
 ちなみに、有料ということでどこも掃除は行き届いております。

 そんな状況であり、1.治安の問題もありますので、いくらクレジットカードが発達しているとはいえある程度のユーロ紙幣と小銭は常に持ち歩く必要があることが解ります。旅行ガイドブックには必要以上の現金は持たないように書いてありますが、不測の事態に対処できる程度の現金は必要であると思います。

 ヨーロッパ旅行記は以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。

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