12.ケルン大聖堂


 12月30日は、ついに初のドイツ入国。まずはアムステルダム中央駅から、ドイツが誇る高速列車ICE3に乗車します。


 座席は何と、秩父路号所員の入念な準備によって、運転台の真後ろでした!


 前面展望が楽しめるほどの窓の大きさはありませんが、運転室の様子は良く見えます。コンパクトでスタイリッシュな雰囲気ですね。ちなみに、真面目に運転一筋かと思いきや、車内販売のオジサンが売り物のコーヒーを差し入れし、お喋りを楽しまれていました。それだけ安定した運転システム、ダイヤが組まれていると言うことでしょうね。

 また、車内も非常に快適。座席のシートピッチも広く、バリアフリー対応トイレなど、日本の最新車両と全く遜色の無い雰囲気でした。さすがドイツ!!


 ICE3の写真をどうしても撮影したくなったので、デュースブルク中央駅で乗客の乗降中に無理やり撮影。


 隣にはドイツ鉄道の628形気動車が停車していたので、こちらもゲット。


 ドイツ鉄道のカラーリングとは思えない車両がいたので撮影してみると、ドイツ北西部(主にニーダーザクセン州)で運行・運営している、ノルトヴェストバーンという私鉄のLINT41形気動車でした。ドイツ鉄道にも乗り入れているそうです。


 さて、我々が乗車した列車はケルン・メッセ・ドイツ駅に到着。おお、ICEの上をICEが通過して行きます。この駅は、方向転換を省略するためにケルン中央駅に乗り入れないで、他の都市へ直通するICEが停車しています。ケルン中央駅へは、上の高架ホームで普通列車に乗り換えないといけませぬ。


 というわけで普通列車に乗り換え。


 そしてホーエンツォレルン橋を渡ると、ケルン中央駅に到着しました!


 ケルン中央駅の高架下はリニューアルされており、エキナカが充実していました。ここのエキナカは、JR東日本と殆ど同様のレベル。商業施設なのか駅施設なのか、よく分らない状態です(笑)。


 駅の外観も現代的にリニューアルされていました。


 さて、駅を出ると目の前が世界遺産「ケルン大聖堂」!
 ここまで駅に近いとは。そして彫刻の細かさが、この距離でも伝わってきます。

 こういう時には超広角のレンズがほしいものです。なかなか、全景を入れて撮影するのが難しい。意外と、周りは建物が密集しており、広場が少なかったです。なお、ケルン大聖堂は現在のものは3代目。1248年に建築が始まり、完成したのは1880年!宗教改革のあおりを受けて建設が中断した時期もあったためですが、相当な年月を要しています。

 こちらは真正面から。


 黒ずんでいるのは気になりますが、とにかく細かい。


 よくまあ、こんなものを作ったものです。


 いやはや、何ですかこのレベルは・・・。


 大聖堂単体で綺麗に撮影してみたかったのですが、残念ながら中々良いスポットはありませんでした。


 この日は、何かの衣装に身を包んだ少年少女たちが、次々と吸い込まれるようにケルン大聖堂に入って行きました。年末には大聖堂へお参りするのが恒例行事なのでしょうか?


 では、我らも中に入って行きます。

 内部はミサが開催されており、参拝客と観光客で凄い人の数でした。


 ステンドグラスから差す光も美しい!


 側面から回りまして、讃美歌やオルガンの生演奏なども聴けました!


 ステンドグラス。


 ステンドグラスその2


 パイプオルガン。


 人のあまりの多さにじっくり見学できる状態ではなかったので、意外とあっさり退散しますが、最終的には夜に改めて訪問することになります。とりあえず、昼間の風景はこの程度。


 こちらはケルン大聖堂の背後。後ろも凄いデザインではございませぬか。後で調べてみると、どうやらさらに遠い場所からズームで映した背後の姿が、よく使われるようですね。


 遠くにも何やら気になる建物を発見。行きはしませんでしたが、Gross Sankt Martin という場所のようです。


 それでは、続きましてホーエンツォレルン橋で撮り鉄を行います。


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