市庁舎の前には、「ブラボーの噴水」が。
と言っても池があるわけではなく、像から水が湧き出しているのですが、手を投げようとしているのが特徴的なデザイン。これは、スヘルデ川の川岸の城に住む巨人ドルオン・アンティゴーンが、河川を通行する船に通行税を課し、従わない者の手を切り取って河へ投げ捨てていたことに対し、ローマの戦士ブラボーがアンティゴーンを倒し、同じように手を切り落として河へ投げ捨てた、という伝説に基づくもの。
広く信じられている説として、アントワープ(アントウェペン)の地名の由来が、handwerpen(hand 手
+ werpen 投げる)であり、この伝説が元になっている・・・というものがあります。ただ、学術的にはラテン語「antverpia」に由来するとか・・・が有力だとか。まあ、細かい話は省略します。
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