ネオンの韓国旅行’16(2)扶余で百済の史跡を見る

 翌日は高速バスに乗り、ソウル以外の世界遺産を観ます。
 この日はバスで、世界遺産のある扶余を目指します。(さすがにそこは、リピーター向けかな?)

その前に1ネタ。韓国で売られている緑茶飲料。 日本のあのお茶より、1茶多いw

ドーミーインから地下鉄の駅は徒歩1分。 せっかくなのでソウルの地下鉄文化もご紹介。 非常用にホームにガスマスクなどの設備が完備。 さすが、すぐ近くに某将軍国家があるだけあって(?) 防御は万全ですねー。・・・といいたいところですが ホームにこんなのが数個だけというのは、 本当に有事の際にはガスマスク争奪で戦争になるかもね^^;

そういえば、ソウルの1〜4号線の列車接近メロディーは 非常に勇ましいことになっていましたので YouTubeで見つけてきた映像をご紹介。

これにより、バスターミナルを目指しますが 扶余に行くバスはメジャーな高速バスターミナルではなく もう少し先の南部バスターミナルですのでご注意を。

こちらが今回乗車するバス。

1+2列で良いシートです。 バスで2時間。扶余に到着。それでは観光を開始します。

まずは扶蘇山城を紹介します。 ここは百済の王宮があったと言われている地域で、世界遺産に登録されています。こちらは入口。

山丸ごと1つが敷地で、1周4kmくらい・しかも アップダウンが結構ある行程なので、こういうのは 高齢になってからは難しいでしょう。 (といって、出撃過多を正当化するネオンさん)

軍庫の跡地が遺されているようです。

西腹寺跡

船着き場近くの寺院

白馬江。タイミングが合えば、これで船下りして下山 ということもできるのかもしれません。続いて、扶余の市街地を散策します。

扶余の世界遺産「百済歴史遺跡地区」の構成要素の一つである定林寺跡にある通称「百済塔」。 実はこの世界遺産、百済時代の建物の遺跡はあるものの 建物そのものは、これくらいしか残っていないようで。

百済時代は、この基礎の跡地に豪華な建物があったらしい。 百済塔の成り立ちも含め、併設の博物館で雰囲気を 知ることができます。

この石仏は高麗時代のもの。

百済王の別庭があったと言われる宮南池。 市街地からは1kmくらい南側にあります。

大小さまざまな池があります。

かつてはこの池の真ん中に設けられた施設で、あんなことや こんなことが行われていたそうで・・・。

 こちらは聖王像。・・・ということで駆け足でしたが、徒歩でも何とか周れる扶余観光はこの辺で。 この後はソウルに戻りますが、行きと同様に高速バスで2時間・・・と思ったら大間違い(笑) 。
 韓国の扶余観光からソウルに戻る様子をお伝えします。行きは、ソウルから高速バス1本で行きましたがルートは別々のほうが面白いですし、鉄道も乗りたいので わざわざ別ルートでソウルに戻ります。

乗り込むのは、701番バス。 高速バスではなく普通の路線バスです。 扶余のバス停には時刻表はありましたが、路線図や運賃表 といった便利なものは無く、なかなかハードルが高い。 地元の人は途中停留所で乗り降りしますが、 よく乗りこなせるものだ・・・。

こういうカオスなのを見ると、アジアの外国に来たという感じがします。

 バスは論山バスターミナルに到着。ここから徒歩数分で 論山駅に到着、列車に乗り込みます。日立製作所で製造された、200000系車両という、東武も驚きのインフレ番号。 ヌリロ号限定かと思ったら、ムグンファにも入ってたのですねー。
 しかし、従来ムグンファ号は、編成が長く座席もゆったりしてる印象があったのですが、4両しかないので大混雑。 2時間半(しかも首都圏では電車が団子状態になり 15分遅延・・・)デッキで陣取るのはきついです。高速バスの渋滞リスクを恐れて列車は人気のようですが、高速バスは切符手配ができれば確実に座席確保ができるし、わずか2時間ちょっとなので、そっちのほうがいいですね。

これは翌日朝撮影ですが、龍山駅からこんなのに乗り 地下鉄に乗り換えこの日の行程は終了です。 ソウルから高速バスなら座って直行2時間、鉄道経由だと 難しい路線バス+座れないこともある鉄道で4時間以上ということで 扶余に行くなら絶対にバスがお勧めです!


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