2.台湾その2:集集線

 今回の2泊3日の台湾旅行は、1日目の夜着、3日目昼発ですので、実質観光できるのは この日1日のみとなります。今回は、台中の南、二水駅から延びている盲腸線、集集線に行くことにしました。

 まずは車窓からの風景をご覧下さい。南国ムードたっぷりですね〜^^

○台北〜台中


麒麟大飯店
 今回ネオンが宿泊したのは2泊ともこのホテルです。 台北市内の龍山寺の近く。設備は多少悪いですが日本語の出来るスタッフもおり、安全に泊まることができます。

台湾新幹線
 MRTで台北駅に行き、台湾新幹線に乗り込みます。
商務車のサービス
 日本で700系のグリーン車は高嶺の花ですが、運賃・料金あわせて1250元(約4300円)で乗車可能。
しかも、飲み物・おしぼり・おつまみ付き。日本よりも良いサービスでした。
新烏日駅にて 自強号
 台湾新幹線の台中駅と、台湾国鉄の新烏日駅はつながっており、台中市街地に行くにはここで乗換えが便利です。
 (しかし、ネオンは台中へ行かず南側に行きますが・・・) ここで時間があるので撮影を行います。
 まずは優等特急列車、自強号に使われる車両です。
復興号
 寝台急行銀河や「ゆとり」の廃止で日本では絶滅危惧種となっている客車列車ですが、ここではまだまだ主力です!
成功駅
 集集線直通列車に乗車して南進しますが、新烏日の次の駅がものすごく縁起のいい名前の駅です!
 何かに行き詰って海外逃亡したという方にも、そうでない方にもおすすめです(?)


ここからは集集線の風景をお送りします。なお、台中からの直通列車は少ないので、通常はニ水で乗換えとなります。

○集集線の風景

タブレット?
 これを見る限り集集線はタブレット閉塞に見えますが、集集までの乗車中に交換シーンは見られませんでした。
1日9本なので交換しなくてもいけるのか、その先の駅で交換するのか?
沿線風景
 このへんはリゾート地で休日は人が多いですが、日本でこんな撮り方をしたら、 線路内公衆立ち入りで列車が止まりそうですね^^;
関係無いけど、タイトルの画像はこの写真の一部切り抜きで作りました。
集集駅
 木造駅舎で有名なこの駅で下車。しかし、さすが正月休み。 人が集まって集集となっています。
集集線の車両
 ディーゼルカーが使われております。先頭はかぶりつきができるシート完備。
集集駅にて
 集集駅には機関車と、それを守るように戦車2台が静態保存されています。戦車は国軍M24戦車というようです。
SL22蒸気火車
 阿里山森林鉄道で木材輸送に使われていた機関車のようです。製造は民国2年(=1913年(大正2年))ということで結構古いです。

 その後、台北に戻りましたがこのようなリゾート地やふるさとからの帰省ラッシュに巻き込まれ
高鉄台中からの台湾新幹線は夕方から終電まで全席満席。台湾新幹線は普段は自由席がありますが
春節期間中は全席指定となり、乗ることが出来ませんでした。
時間に余裕が無いプランを組むと、帰れなくなる可能性があるのでご注意ください。
ネオンは、タクシーで台鉄台中駅まで行き、そこから自強号の無座票(立席券)で2時間半立ったままで戻りました^^;