8.台北その3:中正紀念堂

 このページでは、台北観光の目玉の1つである中正紀念堂を見ていきます。
 ここは既に少し紹介しましたが、蒋介石(本名:蒋中正、台湾ではこっちが一般的)が亡くなった後、彼を偲んで1980年までに建設された施設です。

○中正紀念堂

国立音楽庁
 
大中至正門
中正紀念堂
 パフォーマンスを行う人が。よくまあ、こんな危ないことに挑戦できるものです。
国家戯劇院
 国家の威信をかけて造られただけあって、物凄く壮麗。
中正紀念堂
 工事現場のイラスト。台湾の各地でこうした看板を見ましたが、どれも絵がコミカルで可愛かったです。
中正紀念堂
 こちらが蒋介石こと蒋中正をたたえる施設。
中正紀念堂
 内部に入ることが出来、大きな蒋介石の銅像と対面。どうやら120歳記念のようで、お祭りムードもその一環なのでしょう。
 ちなみに、蒋介石は1975年に88歳(数え年で89歳)で亡くなっています。
衛兵交代式
 ちょうど、1時間ごとに行われる衛兵の交代式が行われていました。蒋介石の銅像の脇に2名の衛兵が直立不動で立っているのですが、新たな2名と交代。さらに、それを先導する衛兵1名の、計5名による交代式です。というわけで、何枚か撮影しましたので、ご堪能ください。
衛兵交代式
衛兵交代式
衛兵交代式
衛兵交代式
衛兵交代式
衛兵交代式
 しっかりとした足取りで階段を下りて行き、左手に進んでいきました。それにしても、直立不動で一時間とは、私には絶対に不可能、凄い方々です。
中正紀念堂全景(模型)
 蒋介石の銅像の下は博物館になっています。そこにこの公園の全景が模型で再現されていたので紹介。このように建物が配置されているんですね。
先総統 蒋公座車
 1955年に特注で製造された蒋介石専用車。防弾ガラスなどもがっちりと備え、防御機能は万全。
蒋介石胸像
 こっちはこっちで、胸像が設置されています。
再現された執務室
 蒋介石が仕事をしていた部屋が再現されています。私も「所長室」と書かれたこんな仕事場で、いつか仕事をしてみたいですね。まあ、次第に鉄道模型だとか、ガンダムのプラモデルだとか、並んでいく可能性がありますが・・・。
日本降伏
 南京で中華民国との間に取り交わされた、日本降伏の文書を受け取る式典の写真。1945年9月9日に行われたようです。中国側代表は陸軍総司令、何應欽、日本側代表は陸軍大将、岡村寧次。なお、もちろん戦時中に関する資料も展示されていましたが、どこかの国とは大違いで、被害妄想だとか、嫌味だとかは無い雰囲気でした。
日本降書
 降伏文書の複製品が展示されていました。なるほど、こんな文書を取り交わしたんですね。
孫文の肖像
 
若き日の蒋介石
 年配になって以降の姿ばかりが紹介されているだけに、この若い頃の写真は初めて拝見しました。