1.入国早々モスク三昧(2013/07/12-13)

○入国〜ヴァレンス水道橋・朝のモスク散策

 こんばんは。ネオンでございます。
 毎年海の日周辺は夏休みとつなげて大型旅行を敢行しておりますが、今回の目的地はトルコです。世界遺産の街イスタンブールと、奇岩で有名なカッパドキアを5泊6.5日で周遊します。マレーシアには行ったことがありますが、本格的なイスラム国は初めて。果たしてどうなるでしょうか。

 まずは連載前に旅行時点での状況を。今回は4月に航空券を確保しましたが、5月末より反政府デモが勃発。急に予想外のことが起こるから海外旅行は難しい・・・。情報収集を入念に行い、結果的には何の問題もなく帰国しましたが、周囲の方々には多大なご心配をおかけいたしましたことをお詫びいたします。
 (ただしリスクを避けるため、ドルマバフチェ宮殿周辺の観光は自粛しました。タクシム広場は通過してますが^^;)

 国旗などを持った群衆・警察が集まっているのを見つけたら、近づいてはいけません。
 傾向としては週末や、夜〜明け方は危険度が増すようですが、いつどうなるやら。逆にいうと観光の拠点である旧市街や、新市街でも上記状況でなければ安心して旅行できるというのが体感です。
 (もちろん外国なので、スリ・ひったくり・ぼったくり等には要警戒ですが)


 では本題。2013年7月12日 職場を午後休にし、名古屋から近鉄→南海経由で関西国際空港に向かいます。そして関西国際空港よりトルコ航空直行便で出国。関西22時半発→イスタンブール現地時間5時半着(所要13時間)という理想的なダイヤです。今回は内容豊富・・・というか全部夜ですので機内食写真は割愛しまして、即入国後の状況をお伝えします。
 (ちなみに、トルコ航空の機内食は素晴らしい!)

 世界遺産エリアの館内入場は大体9時〜で、5時半入国ではまだ早すぎるため、まずは自由に出入りできるポイントということでヴァレンス水道橋に行きます。空港でイスタンブールカード(Suicaみたいなやつ)を買い、現時点での終点であるアクサライ駅で下車。

 ちなみにこのイスタンブールカード、発行に6TLかかりますが、使うと約1TL割引になるので、イスタンブールの公共交通機関を6回以上乗り降りするなら入手したほうが得です。なお、旅行時1TL(トルコリラ)=約55円でしたが、日本で両替すると70円以上で非常にレートが悪いので、明け方に空港で両替することをお勧めします。
 (トルコはインフレが激しいので現在のレートは自身でご確認ください)
 
 ヴァレンス水道橋は378年に完成したローマ式水道橋で、800mが現存しています。

 幹線道路の上を通っています。バスと比較すると大きさがよく解るかも。

 続いて近くにあるファティフ・スルタン・メフメット・ジャミイ。
 こちらは18世紀のもので、これでも比較的新しいことに。でかすぎて収まらん^^;

 世界遺産エリアに向けて歩き出す。イスタンブール大学の門の横を通り・・・。

 こちらは16世紀に建てられたベヤズット・ジャミイ。

 周辺の街並み。海が見えますね。

 トラムに乗り、5つ目のエミノニュ駅で下車。
 金角湾に橋が架かっており、この先が新市街です。真ん中に見える塔は5日目に登ります。

 駅近くにあるイエニ・ジャミイは17世紀完成。

 左がスレイマニエ・ジャミイ。16世紀にスレイマン1世の命で建設。
 右はリュステル・パシャ・ジャミイでこちらも16世紀のものです。 ・・・まだ前座なのにモスク多すぎ^^;

 新市街へ向かうガラタ橋は釣りのポイントらしい。

 さてそろそろ9時なので世界遺産エリアに向けて徒歩で戻ります。
 こちらはトラムで1駅分戻ったところにあるシルケジ駅。

 オリエント急行の終着駅として有名。これについては後程また紹介します。
 もう2駅分戻ると、いよいよ世界遺産エリアであるスルタンアフメットになります。