TGV Duplex


他のTGVと異なり、青色部分が大幅に拡大された塗装である。写真はDasye編成。
(写真:パリ・リヨン駅/撮影:秩父路号)

●2階建て車両が投入されたTGV

 1995年にデビューし、パリ〜リヨン間の南東高速線の混雑解消のために中間車両を二階建てにした第4世代TGV。先頭の機関車も丸みを帯びた新しいデザインになっている。編成番号は201番以降。

 なお、バリエーションとしてはVVVFインバータの制御素子にIGBT、電動機に三相誘導電動機を採用し、回生ブレーキを装備したDasye編成が存在。こちらは701番以降の編成番号となっている。

●カラーバリエーション


2017年から採用されたブランド、TGV inOui(TGV イヌイ)用の塗装。“Carmillon” と呼ばれる新塗色で、白+黒+グレーに赤いアクセントラインが特徴。
(写真:パリ・リヨン駅/撮影:秩父路号)

フランスとスイスを結ぶTGV Lyria(リリア)用の塗装。ちなみに、フランス国鉄(SNCF)とスイス連邦鉄道(SBB)の合弁企業であるLyria(リリア)社が運行している。
(写真:パリ・リヨン駅/撮影:秩父路号)

2013年に登場した廉価版TGVであるOUIGO (ウィゴー)用の塗装。OUIGOは全車2等車で、事前改札制度やサービスの有料オプション化などが特徴。
(写真:リール・フランドル駅/撮影:秩父路号)

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