ユーロスター 〜イギリス・フランス・ベルギー〜

(外務省ホームページより編集)
 1994年5月6日に開通した、イギリス〜フランスのドーバー海峡をくぐるユーロトンネル(英仏海峡トンネル)。ここを走る国際特急として11月14日に運行を開始したのが、この「ユーロスター」です。運転区間は季節によって延長もありますが、主に
 ・ロンドン(セント・パンクラス駅)〜パリ(パリ北駅)、もしくは
 ・ロンドン(セント・パンクラス駅)〜ブリュッセル(ミディ駅)
 を結び、車両はフランスのTGVをベースに、イギリスでも走れるように製造されたもので最高時速は300km/h(在来線区間では160km/h) 。なお、2007年11月までは、ロンドンにおける始発駅はウォータールー・インターナショナル駅でしたが、高速新線 (CTRL) の全線開通により変更されています。

 ロンドン〜パリは当初3時間、現在は2時間35分(最速2時間15分)で結ばれ、トンネル開通前と比べて劇的に所要時間を短縮しました。また、ロンドン〜ブリュッセルも近年のベルギー高速新線誕生によって約2時間と、劇的な時間短縮を果たしました。
 ちなみに、ユーロトンネル自体は20分ほどで通過します。
(上写真:パリ北駅/撮影:おやじまふぃあ)
(本文:裏辺金好)
○ユーロスターのいる風景(秩父路号様撮影)
ユーロスターのかつてのロンドンのターミナル、ウォータールー駅。
今では閉鎖されてセント・パンクラス駅に活躍の場を譲っています。
ロンドン・ウォータールー駅で並ぶユーロスター。
ユーロスターのシンボルマーク。
ブリュッセル南駅の専用ホームで並ぶユーロスター。
在来線走行時は第3軌条から集電を行っています。
ユーロスターと在来線の離合。
普通車の車内。2+2、非リクライニング、固定式となっています。
ビュッフェカー。軽食や飲み物が手に入ります。通貨はポンド・ユーロ両方OKです。

棒
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