ハリオシギ
(写真:鳥取県倉吉市にて/撮影:リン)
●基本データ
分類:鳥綱 チドリ目 シギ科学名:Gallinago stenura
英名:Pintail Snipe
分布:ロシアのシベリア地方で繁殖し、冬はインド、東南アジアへ渡り越冬
●解説
ジシギと呼ばれる、干潟ではなく水田や森林に生息するシギ科の鳥の一種。写真も田んぼのあぜ道に隠れるようにしていたところでした。基本的に渡り鳥として渡りの途中か越冬のために日本に飛来し、泥の中のミミズなどを餌にしています。ちなみに漢字で書くと針尾鴫。なお、このハリオシギは近縁種のタシギやチュウジシギと大きさや模様が非常によく似ており、プロでも見間違えるほど識別が困難だそうです。この写真も、腹が隠れているために余計に識別しづらく、撮影場所と撮影時期(9月)からハリオシギとしていますが、タシギやチュウジシギの可能性も大いにあります。
(解説:リン)