マレーバク
(写真:多摩動物公園/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類:哺乳綱 ウマ目 バク科学名:Tapirus indicus
英名:Malayan tapir
生息地:インドネシア(スマトラ島)、タイ南部、マレーシア、ミャンマー南部など
●解説
悪夢を食べる聖獣として有名なバク(獏)は、中南米に3種類、アジアに1種類存在し、このマレーバクはもちろんアジアに生息するバクのこと。水辺のある森林〜湿地帯に生息し、鼻をシュノーケルのように使って水中も移動できます。また、主に水草、草、枝、果実を食べます。ちなみにバクは自分のテリトリー主張の為に、真後ろに尿をかけるそうで、近づく際には要注意。
夜行性なので日中はお休みし、夕方になると活発に動き出します。白黒の体は夜間に敵を欺くのに役立ちます。
(写真:多摩動物公園/撮影:裏辺金好)