グレビーシマウマ
(写真:千葉市動物公園/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類:哺乳綱 奇蹄目 ウマ科学名:Equus grevyi
英名:Grevy's zebra
●解説
現存するものの中では、大別すると3種類(サバンナシマウマ、グレービーシマウマ、ヤマシマウマ)に分かれるシマウマ類の1つ。最も美しいシマウマといわれ、耳が大きく丸いことと、他のシマウマに比べて縞模様が細くクッキリしていることが特徴である。また、腹や尾根(びこん)部周辺には縞が無い。体高は140〜160cm前後、体重350〜420kgで、野生ウマの中では最大種。ケニア北部からエチオピア、ソマリアに生息し、数頭から十数頭の家族群を作って生活している。また寿命は、2005(平成17)年に当時国内最高齢だった「ミズキ」が23歳で亡くなっている。
ところで、この縞模様がなんのためにあるのかだが、この縞々が捕食者からのカムフラージュになるからという考え方と(色彩の識別能力は低い動物が多い)、シマウマ社会において相手を識別するのに役立つなど、社会的な役割があるという考え方がある。
●動画
(写真:千葉市動物公園/撮影:馬藤永徳)
●ギャラリー
(写真:多摩動物公園/撮影:裏辺金好)
(写真:千葉市動物公園/撮影:裏辺金好)
(写真:多摩動物公園/撮影:裏辺金好)