トルボサウルス
(写真:世界最大の恐竜博2002/撮影:裏辺金好)
○基本データ
分類: 獣脚亜目学名: Torvosaurus
学名の由来:野蛮なトカゲ
産地:アメリカ、ポルトガル
時代:ジュラ紀後期
○解説
全長10mを超える大型の肉食恐竜で、頭骨は比較的長く、長さ10cm以上の刃物のような歯が特徴。北米で発見されたトルボサウルス・タンネリ(Torvosaurus tanneri)と、ポルトガルで発見されたトルボサウルス・グルネイ(Torvosaurus gurneyi)が知られているが、グルネイが上顎の歯の数は11本未満、タンネリは11本以上で、口の骨の形状や構造が異なるという違いがある。骨格の形態から、獣脚亜目のなかでもより原始的な恐竜であると考えられている。
(解説:馬藤永徳)
○解説
2012年にアメリカのコロラド州で、全身の65%がオリジナルの状態で発見されたものとして2015年にパシフィコ横浜にて展示されたものだが、詳しい解説はなく不明な点が多い。
(写真:ダイノワールド2015 ヨコハマ恐竜博/撮影:裏辺金好)