ステゴサウルス
(写真:ヨコハマ恐竜展2012〜福井県恐竜博物館コレクション/撮影:裏辺金好)
●基本データ
分類: 装盾亜目剣竜下目学名: Stegosaurus
学名の由来:屋根トカゲ
産地:アメリカ
時代:ジュラ紀後期
●解説
剣竜として最もメジャーな草食恐竜。背中の板は、発掘したときの状態から、このように(一直線ではなく)交互に並んでいたと考えられています。左右非対称の大型動物として珍しい存在です。また、この板はディスプレイのほかに、体温調節にも役立ったといわれています。すなわち血管が中に入っており、日に当てることによって体を温めることが可能です。武器として使えたかどうかは不明、もしくは使えなかったと考えられています。
ちなみに頭が小さく、脳がクルミ大ほどの大きさしかなかったといわれており、過去はノロマな恐竜の代名詞にもなってしまいました。現在では、そこまで動きが緩慢であったとは考えられていません。
(解説:馬藤永徳)
●色々
(写真:ヨコハマ恐竜展2012〜福井県恐竜博物館コレクション/撮影:裏辺金好)